azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「NO SMOKING」ネタバレ有り感想。細野さんファン必見!

去年、公開の情報を仕入れてからすごく楽しみにしていたのが細野晴臣のドキュメンタリー映画「NO SMOKING」でした。まだやってるのかな? ロングランになってるみたいですね。去年は細野さんのデビュー50周年の年で、個展とか、ライヴとか、非常に精力的だっ…

「ニンジャバットマン」ネタバレ有り感想。ケレン味しかない日本発サムライアメコミ!

カッコいいアメコミアニメと言えば、今は真っ先に「スパイダーマン スパイダーバース」が頭に浮かびますが、これも忘れてはいけません。「ニンジャ・バットマン」!アメコミと戦国時代劇という奇跡のタッグマッチ! 異種格闘技! これはすごいですえねぇ。誰…

「ブラック・クランズマン」ネタバレ有り感想。良い出来ではないけど、深みがある。

「ブラック・クランズマン」を去年、観たんですけど、なんで行ったかというと、予告編が面白そうだったから。黒人なのにKKK団の「潜入捜査」に行くというですね、どうやるんだ?という内容で、しかも実話ベース! そんなこと実際あったんだ?!という驚きが…

「YESTERDAY」ネタバレ有り感想。ビートルズはチートである。

『YESTERDAY』という映画がありまして。ビートルズの公式ツイッターから情報が流れてきた時から、ビートルマニアなら絶対観なくてはいけない映画だ、と思っていたんですけど、実際観てみたらビートルマニアなら絶対観なくてはいけない映画でしたね。もっと言…

「AKIRA」ネタバレ有り感想。2020東京五輪を色んな意味で当ててしまった。

いやー、東京オリンピック延期になりましたねー。予想されたこととはいえ、それでも驚きはありましたよね。致し方がないことですが、できれば、こんな状況ですから、せめてそれが逆にうまい具合に働いて、10月頃の涼しい時期にずれ込んで開催、となれば良い…

「トールキン 旅のはじまり」ネタバレ有り感想。主役はサリンジャー役と同じ人。

『トールキン 旅のはじまり』という映画がありまして。どういう映画かというと、あの『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』などのファンタジー文学の作者であるJ・R・R・トールキンの前半生を描いた作品です。ちなみに『ロード・オブ・ザ・リング』っ…

「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」ネタバレ有り感想。エンドクレジット最高!

今年の頭にですね、「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」をみたんですけども、まぁ、色々と不満な点はありました(^^;;それは今作だけではなく、このシリーズ全体を通して、と言ってもいいかもしれません。とはいえ、ですね。そうは言いつつも何だか…

「センコロール コネクト」ネタバレ有り感想。これ一人で作ったってマジか?!

2019年アニメで、決して大作ではないけれど、非常に印象深かった作品が「センコロール コネクト」です。元々、「センコロール」という作品が2009年に公開され、今回はその二作目となるのですが、1と2を抱き合わせて公開し「センコロール コネクト」となった…

「グリーンブック」ネタバレ有り感想。人間の複雑さ多様さへの寛容さ。

去年、アカデミー賞の作品賞を受賞して話題にもなった「グリーンブック」でしたが、個人的にはその前に予告を見た段階で、これは絶対に観なくてはいけない作品だ、と思ってですね、観に行ったんですけども、いやー、すごく良い作品でした。所々、流れの良く…

「夜明け」ネタバレ有り感想。湯たんぽって温かいよな。

「夜明け」という映画があってですね、ま、言ってみれば「是枝裕和一派」の新人監督の作品なんですけど。主演は柳楽優弥で、小林薫が準主役。正直ちょっとわからないところもあるんですけど、なんか寂しい作品で、心には残る、そんな作品で。男という寂しい…

「ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー」ネタバレ有り感想。『作家の声』とは何ぞや?

「BANANA FISH」という漫画が好きで、タイトルの元になった「バナナフィッシュにはうってつけの日」の入ったサリンジャーの短編集「ナイン・ストーリーズ」を買って読んだんですけど、これがすごく良くて。以前読んだ「ライ麦畑でつかまえて」はそれほどピン…

「MY GENERATION」ネタバレ有り感想。60年代ロンドンは至高の文化。

「MY GENERATION」という60年代のイギリス文化を総括したようなドキュメンタリーがありまして。やはり60年代が好きな自分としては当然観に行きました。その当時の映像にその当時のカルチャーリーダーのインタビューを被せて、当時を振り返りつつ疑似体験させ…

手洗いのお伴に白色ワセリン! 上質でコスパもナイス。副作用もナッシング!

etc

新型コロナウイルスが本当に深刻な状況になってしまいましたが…。もう、世界中が戦々恐々としていると思うんですけど、何が怖いって、このウイルス用の薬がないのが何より怖いですよね。そういう、必殺技的なものがないと、ホント安心できない。この「不安」…

「ファースト・マン」ネタバレ有り感想。英雄ではなく、人間としての最初の月面着陸。

2019年は宇宙をテーマにした映画も印象深いものがありました。一つは「アド・アストラ」。そしてもう一つが「First Man」。 前者はフィクション、後者は実話を元にした映画というのも対照的(?)で面白い。また前者はブラッド・ピット、後者はライアン・ゴ…

「コードギアス 復活のルルーシュ」ネタバレ有り感想。蛇足的壮大な二次創作も嬉しかった!

2019年劇場アニメ当たり年の中で、最も「嬉しかった」となると、個人的にはこの作品です。「コードギアス 復活のルルーシュ」! いやぁー、TVシリーズはホントに大傑作で、一番好きなロボットもののTVシリーズだったかもわかりません。毎回毎回の展開や戦術…

「峰不二子の嘘」ネタバレ有り感想。峰不二子という女には何かが決定的に欠けている。

「スパイダーマン スパイダーバース」を観て、「これだけスタイリッシュなアニメはない」とほざいてしまったわけですが(いやもちろん、スパイダーバース、めっちゃスタイリッシュなんですけど!)、ありました。他にも、忘れちゃならないスタイリッシュアニ…

「アド・アストラ」ネタバレ有り感想。宇宙を股にかけた父子の話。

ブラッド・ピット主演ということで「アド・アストラ」を観たんですけど、いや良かったですねぇ。とても地味で、あまり一般受けはしそうもない映画だったんですけど、個人的には大好きな映画でした。なんとなくミッチー主演の『クローンは故郷を目指す』に雰…

「ブレードランナー」ネタバレ有り感想。近未来アトラクションのようだ。

去年、初めて映画館で『ブレードランナー』を観ました。それまではTSUTAYAでビデオ借りて観たことはあったんですけど、やはり映画ですからね。デカいスクリーンで観てこそですよね。また、この物語の時間軸は2019年、つまり丁度去年だったんですよね。そうい…

「真実」ネタバレ有り感想。婆さんスゲエ。

是枝裕和が大好きで、ほとんどの作品を観ています。そんな彼が「フランス映画」撮るということで、非常に楽しみにしていたのですがそれが『真実』です。あからさまな感動はないんですけど、じわじわと心に沁み入る、そんな作品でした。母娘の愛憎が一枚一枚…

「ゴールデン・リバー」ネタバレ有り感想。お兄さんが超繊細!

「ゴールデン・リバー」という、ベネチア国際映画祭で銀熊賞を受賞した作品があるんですけど、妙に心に残った作品でありました。最強と謳われる殺し屋兄弟と、その兄弟に狙われる二人の男が…、という映画。言ってみれば2組のロードムービーです。映画自体は…

「新聞記者」ネタバレ有り感想。事務的なシーンがカッコいい攻めてる映画。

日本アカデミー賞の最優秀作品賞獲りましたね、「新聞記者」!僕も観たんですけど、ものすごい映画でした。2019年邦画では僕の中でも一番でした。攻めすぎなくらい攻めてる映画だったし、映画そのもののクォリティも高かったと思います。 予告編 細かい演出…

「スパイダーマン:スパイダーバース」ネタバレ有り感想。とにかくスタイリッシュなマンガ映画!

2019年はアニメの大当たり年だったわけですが、洋画のアニメも超元気。というわけで、今回はそんな洋画アニメの中でも特に僕の心の琴線に触れまくった「スパイダーマン:スパイダーバース」の超個人的な感想を述べさせていただきたいと思います! 予告編 と…

「海獣の子供」ネタバレ有り感想。巨大な鯨に背筋がゾクゾク。

2019年に公開されたアニメ映画で、俺的に一番良かったのは何と言っても『海獣の子供』でした!近年は良質なアニメ映画が数多く公開されていますが、その中でも出色と言っていいくらいの作品でしたねぇ。そして昨日、第23回文化庁メディア芸術祭にてアニメー…

「運び屋」ネタバレ有り感想。イーストウッドの不良ジジイは最高!

「運び屋」良かったぁー!役者引退とか言っていたはずのイーストウッドが案の定の大復活。監督主演ということで絶対観たくて、行ったんですけど、またまた名作誕生でした!イーストウッド監督作はホント名作揃いだけど、イーストウッドの演技もホント名演揃…

「さよならくちびる」ネタバレ有り感想。古いけど繊細!

去年観た数少ない邦画で(全然毛嫌いしてないです。観たかったけど、観る前に上映終了していた映画もかなりあった)「さよならくちびる」というのがあったんですけど、俺の中で、正直どう評価していいか迷う、という作品です。ちょっと古くて、ダルい要素も…

H・G・ウエルズの「タイム・マシン」ネタバレ有り読書感想。現在のアニメの世界観の礎を築いた?!

H・G・ウエルズの「タイム・マシン」を読んだんですけど、いや面白かったー!ディストピア小説の括りで語られることが多くて、僕もそのつもりで読んだんですけど、確かにその側面もあります。でも、基本的には冒険小説であり、アクション小説であると思いま…

「PSYCHO-PASS Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」」ネタバレ有り感想。真打は狡咬さん!

今回はPSYCHO-PASSの三部作の最終話「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」」について書こうと思うのですが、真打はこの人しかいません。もちろん狡噛さんです! やっぱ狡噛さんだよなあ。PSYCHO-PASSの真の主役はこの…

「PSYCHO-PASS Sinners of the system case.2 First Guardian」ネタバレ有り感想。とっつぁんカッケェ!

「PSYCHO-PASS Sinners of the system case.2 First Guardian」もね、2019年アニメの傑作の一つとして挙げてもいいと思います。映画としては短編の、Sinnersシリーズの第2作。 国の機関の各省庁の覇権争いにより、行き過ぎた武力とその誇示のために人を捨て…

「イカリエ-XB1」ネタバレ有り感想。SF映画の元祖をご存じ?

「イカリエ-XB1」という映画をご存知でしょうか?その当時のチェコスロバキアのSF映画なんですけど、そもそもSFというジャンル自体が黎明期の頃に作られた映画だったんですね。後のハリウッドの巨匠たちにも影響を与えたとも言われております。そんなSF映画…