azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

「きみと、波にのれたら」ネタバレ有り感想。予告がひどいと本編はもっとひどい!

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傑作揃いの2019年アニメ映画の中、残念なアニメ映画シリーズ第三弾!w

ちなみに、第一弾は「バースデー・ワンダーランド」、第二弾は「二ノ国」でした(^^;;

そして、第三弾はと申しますと、これです。

「きみと、波にのれたら」!

これはですねー、つまらなかったw 正直、めちゃめちゃつまらなかったですねー。

第一弾と第二弾は、もちろん良くなかったんですけど、まぁ、「つまらなくはなかった」って感じだったんです。でも、今回感想を述べる「きみと、波にのれたら」は、そのものズバリ、「つまらなかった」(^^;;

というわけで、つまんなかったから、あんまり書くことないんですけど、2019年アニメ映画の中で「つまらなかった」という作品は珍しいので、一応記録しておきます。

監督目当てで行ったのだが…

何で、この映画を観に行ったかというと、理由は単純、湯浅政明が監督だったから。

もはや説明の必要もないと思うけど、湯浅政明はそれまでに多くの傑作アニメを監督してきた人です。

テレビアニメで言うと、「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」、アニメ映画だと、「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた」を監督して、いずれも傑作でした。最近ではテレビアニメ「映像研には手を出すな!」を監督して、各方面から好評を得ています。

そんな湯浅監督の新作劇場用アニメということで、期待はしたのですが…。

実はちょっと、予告の段階でつまんなそうだとは思ったんですよねぇ。なんかちょっと、恋愛要素強すぎじゃね?って。しかも登場人物が、割と最近のチャラついた若い人たちって感じ…。

いやでもまぁ、湯浅政明だし、ということで行ったんですけど、…悪い予感は当たってしまいました。

やっぱ、いくら好きな監督の作品でも、予告見て、内容がつまらなそうだったらダメですね。

そういえば予告って、「予告は面白そうでも本編はそうでもなかった」というパターンが多いくらいですから、「予告はつまんなそうでも本編は面白かった」なんてことはあるわけはないですよね。

予告がつまんなそうなら、その映画はつまらない。

これは映画を選ぶ時の基本中の基本ですよね。

しかし、絵は良かった!

でも、さすがにSARU! 絵は素晴らしかったですねー。

水の質感は半端ない! そして「アニメならでは」というより「湯浅政明ならでは」の動きは今作でも健在で、そこは非常に楽しめました。

そこが炸裂しまくったのは、最後のクライマックスのところですね。超高層の廃ビル一つをまるまる水で包んでしまうという、非常にSF的な描写なんですが、ここの動きや水の「質感」は本当に素晴らしかった。

そう、この映画は「水」というのが一つのキーワードなのですが、その水が個体ででもあるかのような「質感」があったんですよね。

こういう、最近のアニメではあまり見かけなくなった「現実には絶対にありえない」表現、ある意味非常にアニメ的な、マンガ映画とでも呼ぶべき表現は本当に湯浅政明の真骨頂のように思います。

でも、映画全体では…

しかし、脚本、ストーリーは、正直良くなかったかな、と思います。

しかも、絵の素晴らしさの足を引っ張るタイプのものだったと思います。それくらいひどかった印象ですかねー。

基本的にはラブラブバカップルチャラアニメとでも言うべき内容で、全編底の浅い話が展開されていきます。

少しはひねりを加えたり、伏線張ってはいるものの、それも大したものではなかった、というのが、観終わった後の感想でした。

また、演出やテンポ感も非常にダルかったですね。

多分、それもこれも、恋愛をテーマのメインに据えてしまったからなのかもしれません。

やはり、映画や小説、漫画などなど、劇的な作品において、恋愛というものは、どんなジャンルのものにおいても「要素」としては、ほぼ外すことのできないものではあると思います。

ただ、それをメインに据えてしまうと、作品に広がりがなくなってしまうようにも思うんです。

それは、何と言うか…、他人がイチャイチャしたり、痴話喧嘩してんの見ても面白くないからかな?w

名声を得ると…

今年は名作アニメ映画が多い一方、原恵一湯浅政明と、過去コンスタントに名作を生み出してきた気鋭の監督が大コケしていますねー。一体どうしたんでしょうか?

やはり大御所になってしまうと、要らぬ勢力が絡んで来がちなんでしょうかねー。

ほぼ前情報なしに観たので(僕は映画を観る時、まっさらな状態で観たいので、前情報は極力カットします)わからなかったのですが、今回の映画に関して言えば、EXILE系の事務所ありきの企画だったらしいんです。

後々調べて観ると、劇中でEXILE系の楽曲(詳しくは知らない)を無理矢理突っ込んでみたり、主演声優に使ってみたりと、とにかくEXILE系の影が見え隠れしています。

それを思うと、あのラブラブチャラチャラバカップルの物語となっていることにも納得できます。多分、EXILEのファン層って、ああいう感じの人らなんでしょうね(←偏見)。

映画が終わり、不満を抱えて席を立ち、劇場を後にしようとしたら、まだ椅子に座ってたカップルの女の子の方が、「泣けた~」とか言って泣いてました。そのカップルはもちろん、ラブラブチャラチャラバカップルっぽかったです(←偏見ではなかった)。