ずーっと、行きたい行きたいと思っていた旧岩崎邸庭園に遂に行ってきましたー！ いやー、やっぱ良かったッスねー！ 確か東京には九庭園って呼ばれている明治期くらい（もっと前から？）からある庭園や建築物があるのですが、その中で行ったことあるのは旧古川庭園だけだったんですね。今回やっと二つ目！ あと七つ！ 全部見るゾ！
えー、岩崎邸なんですが、古川庭園が黒っぽい重厚な感じだったのに対し、こちらは白っぽい色を基調とした、もうちょっと「洋館」って感じですね（←ものすごいぞんざいな説明ですが）。入っていきなり椰子の木が植えてあったのはちょっとド肝を抜かれましたが、でも確かに南洋の別荘という風情もあるかもしれません。そんな感じで外見を見てひとしきりスゲエなー、カッコいいなーと思って中に入ってみると中も国宝級の調度品がズラリと並んでました。なんか、舞踏会でも開いてそうな、そんなカッコ良さでした。でも、ここに住むって想像しにくいなーっと思っていたら、係の人の説明によると洋館の方は主に来客をもてなすためのもので、家族の人は隣の日本家屋に住んでいたそうです。そうなんです。旧岩崎邸は洋館にくっついて日本家屋があるのです。ものすごい和洋折衷ですが、そこは三菱。どちらもハンパないです。カッコいいです。洋館はもちろんカッコ良いのですが、こちらの日本家屋もすごい。障子や畳など基本的に縦と横のラインで構成されたシンプルでストイックな日本特有の建築美です。西洋風の凝ったデザインの洋館とは非常に好対照を成していて素晴らしいです。考えてみれば西洋と日本、両方の建築美を堪能できるのだから、これはなかなかにして一挙両得、贅沢な庭園じゃないですか。あとログハウス風の棒球室があったのですが、こちらは僕的にはそれほど感銘は受けなかったんですけど、何となく西部劇の酒場の雰囲気を感じてしまい、それはそれでカッコ良かったです。あと、何より広い庭が良かった！ どえーっと芝生が広がっていて、春になるとタンポポがたくさん咲くらしいんです。まだ季節早かったかなー。で、その広い庭を洋館のベランダから見下ろすとすごくいいんですよねー。当日は晴れてて気候も良かったし、結構長い時間ベランダにいました。
あと、その日は土曜日で、旧岩崎邸では毎週演奏会があるらしいんです。で、この日はピアノとバイオリンの演奏会。近くに芸大があるので、地の利を利用したナイス企画。まぁ、今回演奏されたお二方は芸大を卒業されてたということですが。ちなみに今回演奏されたおねいさん二人はすごく綺麗な方たちでした(*^^*) いや～、それにしてもこの洋館には室内楽がすごく合いますね。
そんなわけで、旧岩崎邸、ホンット堪能してしまいまして、また行きたいッス！
