「草の冠 星の冠」というマンガを買ったんですけど、すんごい良かった。テクノサマタ というかなり不思議な名前の人が書いているんですけど、何がいいって、
やさしい。
なんかねー、切なくて暖かいんですよ。読んだ後、何かこう、ホッとするような感じといいますか。
草の冠 星の冠
このマンガはオムニバスになっていて、色んなお話が入っているんですが、僕が好きなのはタイトルにもなっている「草の冠 星の冠」シリーズ。
まず、タイトルがいいじゃあないですか。そんでですねー、このシリーズは春の精とか(多分)この世のものではない人たちが出てきて、結構不思議ちゃん的な話なのですが、なんて言うか、日常から一歩だけはみだした話という感じがすごく好きですねー。
舞台はもちろん現代の日本です。感じとしては大島弓子の「四月怪談 」にも通じるものがある気がします(映画 も好きでした)。
なんとなくですけど。そういう世界でですね、誰しもが持っているコンプレックスとか、失ってしまったものへの後悔みたいな、そういう何ていうか、日常的な等身大的な問題をですね描いて、且つ最後には暖かい結末を用意してくれているといいますか、読んだ後、まぁ、ほんわかした気持ちというか、うん、そういう気持ちにさせてくれる、平たく言えば読後感がいいです(←結局それかよ!)
オムニバス
で、まぁオムニバスなので、他にも色々入っているのですが、後は、まぁ、少年愛モノがあったりとか(^^;;
そっちはあんまり興味ないんですけど、それでも、やっぱり、最後はホッとするような気持ちになれる作品が多いです。
最後に入ってる話はなかなかブラックなものなのですが、その話は、結構好きというか、いいかもしれないですねー。
まとめ?
そんなわけで、さっきも言いましたが、日常を舞台に、ちょっとだけ日常から外れたような話が好きな人にはお勧めです。
是非、読んでみて下さい。