東京事変 の2ndアルバムを買ってきました。タイトルは「大人」と書いてアダルトです。
これなかなかの名盤ですねー。椎名林檎の長短の出し入れが利いたリズムのある歌い方は相変わらずの冴えを見せているし、バンドものでありながら結構バラエティに富んだ曲調だし、意識的に「昭和」を感じさせるところも椎名林檎っぽくて良かったです。あと、特にいいなーと思ったのはピアノのアレンジです。今回の東京事変は第二期ということで若干メンバーが変わったのですが、このキーボードの人、いいですね~。第一期はPE'Z のヒイズミマサユ機で、この人のキーボードもむちゃくちゃカッコよかったのですが、今回の伊澤一葉もうまいですね。色んなタイプのキーボードが弾ける感じ。ジャズっぽいのも弾くし、クラシカルなものも弾く。僕はピアノがかっこいい曲が好きなのですが、今回のアルバムは全体的にピアノが活躍する曲が多いので、すごくいいですね。
どの曲も良くて、ほとんどスキップしないで聴いています。中でも「透明人間」という曲がすごく好きで、そればっか聴いたりもします。今回のアルバムはジャズっぽいテイストのものが多いのですが、これはポップですね。どことなくかわいい感じ。詞の感じも好きで、本当は透明人間じゃなくて、そう願ってるだけってのがいい。これは曲は亀田誠治が作ったのですが、メロ自体はすごく綺麗な曲だと思います。特にサビのメロが綺麗。あと、イントロのベースラインもいいですね。ホント、ポップな感じで、いい曲だなぁ。
それで、初回限定盤の方を買ってきたのですが、DVDが付いてて、入れ物も凝った感じでした。しかも、匂いつき。開けた瞬間何やらいい匂いが漂ってきたので、いい感じでした。今回ジャケットが香水ということで、匂いつきだったんでしょう。聴いて、観て、匂いまで付いてくるという、まさに盛りだくさんですね!