BEN FOLDS のソロ・デビューアルバム"rockin' the suburbs "を買ってきました。もちろんこれもね、すごく欲しくて、ずーっと買おうと思ってたんですけど、まぁ、漸くといった感じですね。
で、まぁ聴いてみたんですけど、フザけんなよ！って思いますね(笑) どんだけ名曲書けば気が済むんだよって(笑) すごいですねー。もう、ホント、「これベストか？」っていうくらい、名曲のオンパレード。最近ずーっとipodに入れて聴いてたんですけど、飛ばす曲がない。一曲一曲も素晴らしいし、曲調もヴァラエティに富んでいる。速い曲からグッと聴かせる美しいバラードまで。俺、BEN FOLDSの中でこれ一番好きかも。2nd もすごく良かったけどね。
ただ、今回ちょっと新しい発見というか、意外に思ったのが、BENってこんなにピアノ上手かったっけ？(^^;; いや、もちろん上手いとは思ってたけど、もっと荒っぽいというか、ロックピアノというか、そういう感じだったと思うんだけど、このアルバムでは速い曲でもすごく粒が揃ってるというか。すごく綺麗に音を出してますね。こういうピアノも弾けるんだーって思って、そこは意外でしたね。綺麗なタッチでも弾けるし、荒々しく力強くも弾ける。懐の広いピアニストですね。
アレンジもすごくセンスいいなーと思って。一見そんなに難しいことやってないんだけど、曲にとってすごくいいというか。出すとこ出して引くとこ引くっていう感じで。ストリングスの入り方とか、これしかないっていうタイミングで入ってきて、フレーズも言い過ぎてない。それでいてすごくグッとくる。
あと、何曲か歌詞が気になる曲があって、英語の歌詞を読みつつ対訳を読んでみたんですけど、意外に内省的な詞が多かったですね。まぁ、正直もうちょっと意味がわかりにくかったりもしたのですが。ノリのいいアップテンポな曲の歌詞もそんな感じだったので、ちょっと意外でした。
まぁ、そんな感じで、ホントにすごい名盤なので、とにかく聴いてみて欲しいですね。ここまでの名盤はないんじゃないですかね。
