azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

「借りぐらしのアリエッティ」はフランス映画のよう!?

azzurriのショッピングレビュー-借りぐらしのアリエッティ

 

ジブリ新作「借りぐらしのアリエッティ」を観ました。

全体的な感想は「綺麗な映画だなー」ということでした。

あの家の庭やアリエッティたちの住まい、アリエッティや男の子なんかも、本当に綺麗で、こういうアニメは久しぶりです。

子供の頃の「目線」を思い出す

僕は子供の頃、虫が大好きで、虫の目線で世の中を見ていたことも多かったと思います。あと、おもちゃの怪獣とかを使って、家の中を「冒険」してみたりとか。

そう、まさにアリエッティたちの目線だったんですね。そういうこともあって、アリエッティたちが「借り」に行く場面はすごくわくわくして観てしまいましたね。

彼らの動きも「縮尺の小さいルパンIII世」って感じで、それも素晴らしかった。普段の日常が縮尺を変えるだけで、秘境に変わるという。その感じがすごく好きでした。

 

内容は特にない?!

で、内容はというと、滅び行く種族がギリギリで粘る様子を淡々と描いている、という感じで、まぁ…特にない(^^;;

まぁ、滅び行く小人族の方が元気で、繁栄を謳歌している(?)人間の男の子の方が病床にいるっていうコントラストはなかなか興味深かったけど。

絵が綺麗で内容は特にどうということもない、という点では何かフランス映画に似てるなぁ、と思ってしまいました。

これも今年の夏に観たんだけど、「あの夏の子供たち」というフランス映画があるんですね。これもまた、やたら綺麗な映像なんだけど、話の中身はどうということもない。

じゃ、つまんないの?

じゃあ、アリエッティにしろ、フランス映画にしろ、つまらないか、と言われると、そんなことはない。

じゃあ、何が面白いのか、と考えると、多分、こういうことじゃないかと思います。

例えばハリウッド映画は「先ず設定ありき。その作られた設定に合う都合の良い人物を当てはめていく。物語の完結と共にその世界は終わる」。

それに対してフランス映画は「先ず人物ありき。その人物がどう行動するかを追っていく。そして、映画が終わっても、その人物の人生は進んでいく」。

だから、ある人物たちの人生を覗き見た感覚に近いというか。

僕は常々「映画とは旅であり、覗きである」と思っているのですが、アリエッティやフランス映画は、極上の旅に連れて行ってもらい、そこで見知らぬ人の人生を垣間見る、という感覚にまさに近い。そんな感じかなぁ…。

この面白さは難しい?!

それでも僕が感じた面白さを説明しきってるわけではないと思うんだけど。

ただ、こういう面白さは本当に映画が好きな人やアニメが好きな人じゃないとわからないと思う。

多くの人は導入部があって、話が進んでいって、クライマックスがあって、最後余韻を持って終わる、という、謂わば「構造」で観てしまってますからね。

そういう構造に当て嵌まらないと安心できない=つまらない、と感じてしまうらしい。

僕が観た時は季節や場所柄(夏の新宿バルト9で観てしまった)からか、普段、そういうハリウッドのバカエンタテインメントしか見ていないバカップルや、韓ドラしか見れないおばさんが多くて、映画が終わった後、「何これ?」とか言って口々に文句言ってました(ちょっと毒舌かましてみました)。

興行的な収入はもちろん大事だと思うけど、そういう輩を切り捨てるような宣伝をしないと、ジブリもヤバいと思います。

YMOが「BGM」出してある程度のファンを「切り捨てた」ようなことは、やはり大事なのかな、とちょっと思ってしまうこともたまにある。

 



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