書籍
村上春樹の短編集が好きです。何冊か読んだんですけど、長編よりも好きかもしれません。で、そんな村上春樹の短編集の中でも、特に好きなものの一つが、この「女のいない男たち」です。タイトルがまたいいですよねwそしてこの短編集、一言で言ってしまうと…
えー、すっかり寒くなってしまいました。10月です。下旬です。寒いです。そもそも、夏のクソ暑い時季に同じ季節を舞台にしたクソ暑い小説を読んだら臨場感マシマシだろう、ということで読んだこの「ロスト・ワールドージュラシック・パーク2」!そう、読んだ…
やはり夏のクソ暑い時期には、クソ暑い設定の小説の読むのが臨場感も増し増しで良かろう、ということで読んだのがこの「ロスト・ワールドージュラシック・パーク2」!マイクル・クライトンの名作「ジュラシック・パーク」の続編であります。「ジュラシック・…
ディストピアを描いた作品が好きです。映画とか小説とか、漫画とかでもですね、結構観たり読んだりしてるんですけども。その中で、「華氏451度」という、名作との誉も高い小説があります。フランソワ・トリュフォーによって映画化もされ(その時のタイトルは…
酒見賢一は「後宮小説」「周公旦」、そして「墨攻」と三作読んだのですが、どれもめちゃくちゃ面白いです。今のところ酒見賢一にハズレなし!そして今回ご紹介するのが「墨攻」なんですけど、これまた歴史上の出来事なのかフィクションなのか、曖昧模糊とし…
その当時、「夜は短し歩けよ乙女」が映画化されるということで、急っそいで読んだのがこの小説です。元々、気になっていて、読みたいとは思っていたのですが、ずっと後回しにしてしまっていて、ようやく重い腰を上げたという形になってしまいました。やはり…
以前、あれはいつだったか、高校生の時だったか、ちょっと忘れてしまいましたけどね、「ライ麦畑でつかまえて」を読んでみたんですよ。その時思春期だったし。思春期の人が読むにはお勧めだろうって色んなところで言われてたので。で、まぁ、読んでみたんで…
基本的に僕は短編小説が好きです。やっぱり読むのが遅いってのが大きいと思いますw 読むのが遅いと、いつまでも話が終わんない。だけど、短い話だと割とすぐに読み終わる(それでも遅いけど)。もちろん、本一冊となると時間はかかっちゃうんですけど、それ…
「雨天炎天-ギリシャ・トルコ辺境紀行-」という村上春樹のエッセイがあります。ギリシャとトルコの旅を綴った旅行記です。しかし、どちらも一般的なイメージ、青い海だったり、煌めく陽光だったりのギリシャやトルコではなく、ドワイルドな、水曜ロードーシ…
酒見賢一の「周公旦」を読んだのですが、非常に面白かったです。周公旦とは、「孔子が夢にまで見た」というほどの中国きっての聖人らしいです。周という国の、まぁ、言ってみれば、王の代わりに国を治めた人、といったところでしょうか。あの、正直、僕全然…
そろそろクリスマスですね。僕はクリスマスファシズムに対しては敢然と異を唱える高邁の士であることを自認する者です。しかし、今回はそのクリスマスの時期を舞台とした児童文学の名著「飛ぶ教室」の感想を書きたいと思います。この作品の子供たちはクリス…
以前、「UN-GO」というアニメがノイタミナ枠で放送されていて大好きだったんですけども、その原作となったのが、なんとあの文豪、教科書にも載っていた坂口安吾の作品「明治開化 安吾捕物帳」でした。アニメの方はちょっと捻って近未来の日本を舞台に、原作…
「エーミールと探偵たち」という、子供たちだけで犯罪者を追跡して捕まえる、というドイツの児童小説があるんですけど。過去何回か映画化もされた名作です。実は、この本の作者と「デミアン」の作者は同じだと思っていたんです。そしたら全然違ってましたね…
村上春樹のエッセイが好きです。また、村上春樹の短編も好きです。元々短編小説自体が好きなんですけど、村上春樹のものは特に小気味が良いというか、切れ味があるというか、読んていてサイズ感が丁度いいんですね。それは長さ的なものもそうなんですけど、…
ヘルマン・ヘッセの「デミアン」という本を読んだんですけども、なかなか面白かったですね。本を開いていきなり副題が「エーミール・シンクレールの青春の物語」とあって驚いてしまいました。なぜ驚いたかというと、「エーミールと探偵たち」という、僕が大…
劇場で映画を観たり、岡田斗司夫チャンネルの解説を観たりして、改めてまた読みたくなったのが、サイバーパンク映画の金字塔「ブレードランナー」の原作小説である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。そこそこ前に読んだので、やはり結構忘れてま…
森見登美彦がすごく好きです。最初はテレビアニメの「四畳半神話大系」を観たのがきっかけだったと思うんですけど、それ観てすごく面白くて、原作小説も読んでみたい!と思ったのがきっかけで、これまで結構読んでいます。で、この「太陽の塔」で森見登美彦…
村上春樹のエッセイ「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」という文庫本があるのですが、村上春樹の本の中では一番好きな本ですね。前回感想を書いた「やがて哀しき外国語」はアメリカでの生活を綴ったエッセイで、それも良かったのですが、こちらは…
「ジュラシック・パーク」の下巻なんですけど、いよいよパーク内サバイバルが始まった感じです。なんせ恐竜、脱走しちゃいましたからねぇ(^^;; しかもその中には当然の如く、最強との呼び声も高いティラノサウルスも含まれています。これはヤバいです。恐竜…
「ジュラシック・パーク」の小説を実に久々に読み直してみました。そしたら、これがまた面白い!読んだ当時も面白いと思ったのですが、改めて読むと更に面白かったような気がします。ある面では、この小説を原作とした、あの名作実写化映画よりも面白いかも…
ピース・又吉直樹の「火花」を読んだんですけどね。いやこれ、素晴らしかった! さすが芥川賞獲っただけのことはある!史上初の芸人の受賞は、ひょっとしたら史上初の「笑える純文学」なのかもしれません。ところで、綾部はいつ日本の芸能界に復帰するんでし…
僕の大好きなラノベ、「コップクラフト 2」を読んだのですが、いやー、やはり僕の性癖にザックリ刺さると言いますが、モロ俺好みって感じでした!ストーリー、キャラクター、世界観、そしてキャラクターデザイン!どれをとっても素晴らしく、最高のラノベで…
「やがて哀しき外国語」を読み直してみたんですけどね。村上春樹のエッセイは面白い。村上春樹が「精神的ナルシスト」のためか、ややハナにつくところは散見されるけど、それでいて、基本的にはユーモアに溢れていて面白い。全体として、大まかな価値観念が…
「コップクラフト」というTVアニメがありまして、すごい好きで毎週楽しみに観ていました。元々は、次のシーズンのアニメは何を観るかを調べていたところ、村田蓮爾キャラデザということで目に留まり、どんな内容か見てみたら、なかなか面白そう!ということ…
ノイタミナ枠で放送されていた「UN-GO」というアニメがあります。ざっくり言ってしまうと推理アニメなのですが、原案はなんと、あの文豪・坂口安吾! 「明治開化 安吾捕物帖」という小説が下敷きとなっています。だから「UN-GO」なんですね。もちろん、音は…
H・G・ウエルズの「タイム・マシン」を読んだんですけど、いや面白かったー!ディストピア小説の括りで語られることが多くて、僕もそのつもりで読んだんですけど、確かにその側面もあります。でも、基本的には冒険小説であり、アクション小説であると思いま…
ディストピア小説が好きです。「1984」とか「華氏451度」とかの定番を色々読んだんですけど、これも抑えておきたい作品です!はい、「われら」!この小説も極度に管理された社会を描いてて、全体主義は怖いぞー、という作品なんですが(ざっくり)、先ずこの…
最近、中田敦彦のYouTube大学にハマってるんですけど、あれ面白いですねー! 時事ネタや歴史ネタなどなど、様々な「なんとなく知ってるけど今一つよくわからない」ことをめちゃくちゃわかりやすく、しかもスピーディーに、且つ面白く説明してくれる。今一番…
村田沙耶香の「消滅世界」を読んだのですが、なかなかすごい小説だったけど、割と退屈な小説でもあったかな。巻末の解説にもあったんだけど、この小説は一部の人にはディストピアであっても、一部の人にはユートピアなのだと思います。腐女子を中心としたオ…
BUDOKAAAAAN!!!というわけでポールの武道館コンサートに行ってきました。ビートルズのメンバーが武道館でコンサートを行うのは伝説のビートルズ来日以来初めてのことだと思います。もちろん、ポールはポールであってビートルズではなかったのですが、今回の…