azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ひるね姫~知らないワタシの物語~」ネタバレ有り感想。食べるの下手だけど、漫画映画と写実アニメが同居。

以前ノイタミナで放送していた「東のエデン」が大好きで、それ以来、神山健治にも注目するようになりました。で、その神山健治の監督作ということで、「ひるね姫~知らないワタシの物語~」を観ました。モロ俺好みの作品でしたねぇ。やはり神山健治の作風は…

酒見賢一「周公旦」ネタバレ有り読書感想。人の上に立つ人の資質

酒見賢一の「周公旦」を読んだのですが、非常に面白かったです。周公旦とは、「孔子が夢にまで見た」というほどの中国きっての聖人らしいです。周という国の、まぁ、言ってみれば、王の代わりに国を治めた人、といったところでしょうか。あの、正直、僕全然…

ジム・ジャームッシュ監督作「パターソン」ネタバレ有り感想。双子の意味はなんだろう?

ジム・ジャームッシュ監督作ということで、「パターソン」を観ました。主演のパターソンを演じるのはスター・ウォーズの最終シリーズでカイロ・レンを演じたアダム・ドライバー。そして、その相手役である妻・ローラを演じるのは「バハールの涙」で主人公・…

「飛ぶ教室」ネタバレ有り読書感想。男汁満載の少年文学!!

そろそろクリスマスですね。僕はクリスマスファシズムに対しては敢然と異を唱える高邁の士であることを自認する者です。しかし、今回はそのクリスマスの時期を舞台とした児童文学の名著「飛ぶ教室」の感想を書きたいと思います。この作品の子供たちはクリス…

「明治開化 安吾捕物帖」ネタバレ有り読書感想。アニメやドラマになった原作本は人間洞察小説?!

以前、「UN-GO」というアニメがノイタミナ枠で放送されていて大好きだったんですけども、その原作となったのが、なんとあの文豪、教科書にも載っていた坂口安吾の作品「明治開化 安吾捕物帳」でした。アニメの方はちょっと捻って近未来の日本を舞台に、原作…

「スリー・ビルボード」ネタバレ有り感想。犯人わかんないけど俺が感じてたことは正しかった?!

今回感想書こうと思う映画は「スリー・ビルボード」なんですけども、これもまたなんかちょっとよくわかんない話だったですねー(^^;;アカデミー賞を獲った話題作(主演女優賞、助演男優賞受賞)ということで観に行ったんですけどね。やっぱり、事件の真相や犯…

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」ネタバレ有り感想。男は繊細、女は図太い。

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を観たんですけれどもね。良かったとは思うんです。良かったとは思うんですけれども、ちょいと俺には難しかったやもしれません。でも、感想書いちゃいます。ちなみに本作品はアカデミー賞で、主演男優賞と脚本賞を受賞し…

「エーミールと探偵たち」ネタバレ有り読書感想文。キャラ濃厚な地に足のついた児童文学。

「エーミールと探偵たち」という、子供たちだけで犯罪者を追跡して捕まえる、というドイツの児童小説があるんですけど。過去何回か映画化もされた名作です。実は、この本の作者と「デミアン」の作者は同じだと思っていたんです。そしたら全然違ってましたね…

「ムーンライト」ネタバレ有り感想。アカデミー賞作品賞受賞の純愛映画!

「ムーンライト」という映画を観まして。確か、いとうせいこうかな? 激賞しておりまして(違ったらごめんなさい。調べるのはめんどくさいので、しません)。僕は割と「この人スゲエな」って人にあからさまに影響を受ける派ですので、行ってきたんです。それ…

「回転木馬のデッド・ヒート」ネタバレ有り読書感想。エッセイと短編が混ざったようでちょっと違う感じ?!

村上春樹のエッセイが好きです。また、村上春樹の短編も好きです。元々短編小説自体が好きなんですけど、村上春樹のものは特に小気味が良いというか、切れ味があるというか、読んていてサイズ感が丁度いいんですね。それは長さ的なものもそうなんですけど、…