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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

「メイドインアビス 深き魂の黎明」ネタバレ有り感想。悪は悪としなくちゃいけない!!


メイドインアビス 深き魂の黎明」を観ましたー!

先日アマプラで観たんですけどね、映画公開時に観たいと思っていた作品をようやく観れた感じです。

ただ、完全にテレビシリーズの続きとして作られていたので、あの当時、映画観に行ってもわけがわからなかったと思います。

要は、テレビの(テレビ版第一シリーズの最終回が二話分と換算すると13、14話だから、)15話以降、って感じで制作されたのだと思います。

映画にした理由、映画にせざるを得なかった理由というのも、明確にあると思います。

予告編

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一見さんには超不親切

もう、説明とかほぼナシです。一見さんの人に親切か不親切かで言ったら、完全に不親切ですw

だから、完全にテレビシリーズを観てる前提で作られた映画ですね。

例えばですね、テレビ観ないで映画行ってたら、ナナチの見た目の解釈からして間違えていたと思うんです。

ウサ耳のこの子は獣人なのかー、そういう世界観なのかー、って、そんな風に理解していたと思います。

ナナチのあの可愛らしい見た目は、それだけで異常なことが行われたという、その生き字引みたいなものなので、全然解釈が違ってしまってた可能性大です。

ナナチのあの見た目はl言ってみればゴジラの、あの皮膚のようなものだと思います。ゴジラが立ち上がり、その姿を人類に晒すだけで、人類は罪の意識を持つ、みたいな。

映画にした理由(多分)

映画は全編グロの嵐でしたね。

グロが強すぎて、あんまり内容が入ってこないようなw、それくらいグロでした。

もう、冒頭の虫のエピソードからグロ!

ボンドルド相手に戦う、その戦法がなかなかエグい! リコも可愛い顔して考えることがエゲツないw

これ、絶対に地上波のテレビでは放送できないですね(^^;; これが映画にした理由なんだと思います。映画にせざるを得なかったというか。いやだって、無理だもん。

でも、映画だからか、まー振り切ってましたねw いやー、参ったw

それにしても、レグは強いですねー。なんというか、今回、全体的には冒険モノ、というよりはバトルもの、という色彩が強かったように思います。やはりそこは「やっぱ映画ッスから、派手にバーンとね」って感じだったんでしょうか。まぁ、わかりますが。

また、映画だから、若干いつもより背景が細かかったように思うんですけど、テレビとあんまり変わらなかったかなー。相変わらず細かい描写でw

つまり、それだけ普段からクォリティの高いTVシリーズだったということです。作画崩れも(多分)なかったし。

白笛とは

また今回、物語の流れという点で大きなポイントだったのは、白笛という小道具の正体だと思います。

あれって、実は人間だったんですよね…。

リコが死体だったり、笛が人間だったり…、いやこのアニメ、大概すぎる! 人を供物として笛にするのだそう(多分)。


笛の使い道としては、ラストダイブと呼ばれる深界最下層へ行く際のゲートを通る際にキーとして使うらしいです。白笛がなければそれ以上、下には行けない。

しかも、その白笛が吹けて、ちゃんとラストダイブの効力を得られるのは持ち主だけなのだそう。

ボンドルドの正体

そしてボンドルドの正体(本体と言った方がいいかもしれない)はこの白笛であるらしいんです。ボンドルドについては後述します。ホンット、ちょっと、言いたいことあるんで。

で、このボンドルド、冒険やアビスの謎を解くことに執着した挙句、自らを供物にしたというのです。だから、あの仮面を違う者に被せ変えれば、死ぬことはない。…らしい。まぁ、ここらへん、白笛と仮面の相関関係とか、ちょっとよくわかんなかったんですけど。

ただ、最後レグとの決戦では仮面を被って、最後ジンオウガみたいな姿になったのを倒したらやっつけることができたんですけど、あれはなんでだろう? ただ、最後に壊れた仮面を別の人が被ってて、復活してましたけどね。

プルシュカ

また今回、ボンドルドの娘のプルシュカという新キャラの女の子が出てきまして。

てっきり、新しい仲間に加わるのかなー、と思ったら、まぁちょっとここで言うのは憚られるようなことをされて、カートリッジと呼ばれるボンドルドの力になるようなトランクに変えられ……。それ、しかも父親にですよ!

いやもう、ホント、なんかね、このエピソード以降、観てる間ずーっとイライラしてました。

話を続けます。それで、そんな姿になってまでも、ボンドルドを思いやるプルシュカに、やるせない思いが広がります。

プルシュカは実はボンドルドとは血の繋がった子ではなく、謂わばボンドルドの実験体(!)の失敗作(!!)だったらしいんです。

生まれながらに生を憎み、呪う子は必ずや役に立つだろう(みたいなこと言ってました。ウロ覚え)、ということで娘として育てたのです。

この子のボンドルドに対する愛情は、生まれてきた子供は親を選べず、そこにすがるしかないことの象徴のようにも思えてならないです。

そしてプルシュカの最後を看取ったリコは、トランクの中から白い笛が出てきたのを見つけます。プルシュカは白笛になったんですね。なってしまった、というべきか…。

その白笛はリコのものとなり、リコにしか吹くことはできません。こんな形ではあるものの、プルシュカは願い通り、リコと冒険の旅に出ることができるようになったのです。やるせない。

ちくしょう

冒険といえば、ナナチは二人との旅を「楽しい」と感じます。

ただその際「ちくしょう」と言います。

それはやはり、ミーティも一緒に連れてきたかったから、だと思います。その悔しさと、自分だけ楽しんでいるという罪の意識が「ちくしょう」というセリフになったのだと思います。

この作品の、そういう言葉の選び方がすごいと思います。しかも簡潔なところがまたすごい。

またそんなナナチは、過去、ボンドルドに言われるがまま、子供を切り刻み、トランクに詰める作業をさせられていたことがわかります。

ナナチがリコの左手の手術ができたことは、そんなことが理由になっていたんですね。ナナチはボンドルドの最後を見た時、こいつの口車に乗せられなかったら…、と途中で言葉を飲みこみます。

ボンドルドの口車に乗せられなかったら、憧れのアビスには来られなかったし、こうして冒険をすることもできなかった。

ボンドルドの手足となって働かなかったら、リコを助けることもできなかった。

それを思うと、よくわからなくなってきます。

ボンドルドは悪、でいい

この映画にはボンドルドという奴が出てきます。(|)←こんな顔(というか仮面)した奴なんですけどね。

なんつーか、ダースベイダー崩れというか、ウォーズマン気取りというか、そんな風貌、出で立ちで登場してきやがります。いかにも、俺悪役だゼ、ってツラして。

それでいて、ボクチン正常ですけど何か?みたいな態度を常に取ってくる奴でもあります。頭のおかしい奴に限ってそういう態度取りたがりますよね。やっぱり後ろめたさはあるのかな?w

ちなみに登場自体はTVシリーズ最終盤で既に出てきてるんですけどね、本格的に物語に登場したのは、この映画からと言っていいと思います。

いやもうね、ホンット、俺このボンドルドって奴が嫌いで。

よくこの映画を称して、鬱アニメという評価があるのですが、個人的には怒りですね。怒りアニメでしたね。途中から、つーか、言っちゃうとプルシュカが、まぁここでは言うのが憚られるようなことをされるシーンから、ずーっと、イライラしっ放しでした。

もう、ホントにボンドルドに対する怒りが収まらなくて。

僕は基本的には映画とかアニメとか小説、マンガを読む時、頭で分析的に観るよりかは、登場人物(主に主人公寄り)に感情移入して、物語の中に入っていく、っていう風に観たり読んだりしてます。

だもんだから、本当にもう、怒りが止まらなかった感じでしたねー。

もうね、ボンドルドは悪だと思うし、悪ということでいいと思うし、悪ということにしなくちゃいけないと思います。

もちろん、正義と悪は相対的なものでしかない、という論もありますが、僕はやっぱり正義とか悪とかいうものは存在すると思う。

じゃあ、そういった正義とか悪とかは何か、と言ったら、やはり社会に反する、公共の福祉に反しているか否か、だと思います。

なぜ社会が大事かというと、人間は社会的動物であり、高度な社会を作ることによって、ここまで生き残ってこれたからです。人間は社会、文明、文化がなければ、多分生物界でも最弱の部類に入ると思います。そんな最弱である人間がここまで発展したのは、ひとえに強力な社会を形成したからだと思います。

だから、社会とは人間にとって最も重要なものであり、それを脅かす者は悪なんです。で、「社会を脅かす」とは何ぞやという話になると、長くなると思いますので、それは割愛させていただきます。

とにかく、人様に迷惑をかける奴は悪なんですよ。

身寄りがないからといって、子供を騙して実験体にし、資源にするなどということは、これはもう、悪ということにしなくてはいけないと思う。

ボンドルドはもう一人のリコ

その一方で、ボンドルドをそうさせてしまったのは、前述したように、冒険と探究心が行きすぎてしまったからだと思うんです。

結局、ボンドルドの過去は語られなかったのですが、なぜ彼はああなってしまったのか、そこにも非常な興味はあります。

なぜなら、彼は多分、元はリコやナナチと同じような冒険心と探究心のある男の子だったと思うからです。不思議な穴であるアビスに純粋な好奇心をもって憧れる、そんな素朴な男の子だったのかもしれません。

それがだんだん行き過ぎて、突き詰め過ぎてしまって、ああなってしまったのかもしれません。なんとなく、科学者とか研究者など、物事を突き詰めて考えなくてはならない仕事に就いてる人にも通じるようなところがあるような気がします。

突き詰めるということは、そういった危うさと表裏一体なのかもしれません。もちろん、それによる功績というものも大きいとは思うし、恩恵も受けているとは思いますが…。だから、完全否定なんかはしないです。

そして、このボンドルドの冒険心や探究心は、今言ったようにリコとも共通するものです。

だから劇中、リコはプルシュカに対する所業に対しては怒りを顕わにしますが、ボンドルドの探究心については、何も言いません。実際、リコも明確にそのことを言葉にしていました。

ボンドルドは、リコが将来こうなる、という可能性の一つなんだと思います。もう一人のリコなんですね。

この先、リコがどうなるか、そういった意味でも注目であると思います。

また、リコの母親も白笛でした。ということは、当然供物となった人間がいるはずです。そこにも、今後注目だと思います。

しかし、この映画は、果たして完全なフィクションなのか、という懸念もあります。



 

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ディズニーリゾート、USJのハロウィンのお土産は缶入りお菓子&お茶で決まり!!



日本でもすっかりハロウィンが年間行事として定着しましたねー。

ちょっと前まではハロウィンといっても、名前は知ってるものの、それを楽しむという人はかなりな粋人であったと言えるでしょう。

一説によると、ハロウィンが日本に定着したのは東京ディズニーリゾートがイベントを打ったかららしいです。

確かに、ディズニーは西洋社会の行事です。そして、西洋社会ではハロウィンは年間でも屈指の大盛り上がり大会イベントです。当然、ディズニーがそこをスルーすることはありえなく、むしろ積極的に盛り上げていくことは理の当然。

というわけで今回は、そんな本場(?)ディズニーリゾートのハロウィンおすすめのお土産をご紹介します!

ついでに、USJのお土産もご紹介! USJも元はアメリカのものですからね。御多分に洩れず、ハロウィンはワッショイワッショイやってます。

 

ディズニーリゾート編

Dヲタよくある会話。

十月も末になってきたある日。

「もうハロウィン終わっちゃうね。寂しいねー」

しかし、ハロウィンは10月31日が当日。

はい、そんな感じでですねー、日本にハロウィンを定着させた疑惑筆頭のディズニーリゾート。そのハロウィンのお土産なのですが、缶です。ええ、缶です。

どういったところがオススメかと言いますと、先ず、美味しい。缶が美味しいとはえらく酔狂な奴だな、とお思いの方もいらっしゃると思いますが、もちろん中身でございます。

キャンディーやクッキーが入っていて、しかもディズニーリゾートのお土産はどれも美味しいんですよね!

で、僕が買ったお土産はと申しますと、お茶です。紅茶と、ハーブティーですね。

中身を美味しくいただいた後、小物入れとして使えるのが超便利。見た目は言わずもがなで、大変に重宝しています。

随分前に買いましたが、未だに使ってますからね。

バンパイヤミッキー&ミニー(紅茶&ハーブティー


この年のキービジュアルはねー、特に好きでしたね! まぁ、僕が本格的に舞浜民(年パス購入の意)になって、確か初めてのハロティンだった、ってのも大きいかと思います。そこらへんのね、思い出調味料ってのは人間どうしても大きくなりますよね。

で、この年のキービジュは、定番のオールドスクールなミッキー&ミニーのアレンジスタイルであります。

このシンプルな感じがいいんですよねぇ!

もうね、あまりに好きで、缶はおろかTシャツ、果てはフィギュアまで買ってしまったほどです。

↑Tシャツ。特にTシャツはこの掠れた感じが良いんですよね。良いハロウィン演出。

↑そしてこちらがフィギュア。まぁ正確に言うと、ペットボトル用のストローなんですけどね。フィギュア目当てで買ったので、ストローは外してしまいました。

普段かわいいミッキーがちょっとワルっぽくなってるのが、逆にかわいさを浮き彫りにしているんですよねー。

それに、なんというか、バンパイヤコスと元々のデザインの相性が良いように思います。なんか妙にハマッてる。

しかも缶の大きさもですね、程良いんですよねー。僕はスマホの電源とか、コード類をしまうのに使っています。

ミニーちゃんとの並びがまた、良いんですよねー。二つ並んだ時のサイズ感がまたGOOD。

↑横はこんな感じ。

↑逆サイド

↑そして上から見たところ。このシルエットの感じもいいいなぁ。

バンパイヤミッキー(ハーブティー


こちらもお茶なのですが、ハーブティーオンリーとなっています。

しかしこちら、仕掛けがあって、基本的にはブラックベリー風味のブルーブレンドハーブティーなのですが、付属のハニーレモンシロップを入れると、なんと青から紫へと変化します。イッツぁマジック!

紫といえばハロウィンカラーですからね(多分)。そこらへんの演出が粋ですよね。

そして、缶は銀を貴重として、紫と青でのデザイン。お茶のカラーをあしらっている感じですね。

そして蓋部がのミッキーが半立体となっている凝った意匠。素晴らしい。

こちらのミッキーは、先ほどの定番クラシカルミッキーとは異なり、この商品のためのオリジナルデザインとなっております(多分)。

この感じ、カッコいいですよねー!

ワルっぽく振舞ってる悪役ミッキーといった感じで、普段と違う雰囲気。ミッキーもすっかりハロウィン仕様。

でも、その感じ、カッコいいんですけど、やっぱりかえって可愛らしさが引き立ってる感じです。

↑サイドその1

↑サイドその2

↑サイドその3。こういう細かい作りも丁寧なのがディズニーリゾートお土産の良いところ。

USJ

USJも元はアメリカのものですから、ハロウィンには力を入れています。こちらはディズニーリゾートと違い、「可愛い」よりもハロウィン本来の「怖い」に振ってますねー。夜になると、日没後かな、もう、園内中にゾンビの群れが!

キャー! 怖ーい! キモーい!

と、女子たち叫んでるのですが、何如せんおっさんは相手にしてもらえませんでした。

ただ、中には水を吐くゾンビも紛れており、首からぶら下げた一眼レフに当たったら一大事と、割と違う意味でリアルにゾンビは恐怖でしたね。

そんな感じで、なんだかパニック映画の中にでも紛れ込んだみたいで、テンション上がりましたねー。

ディズニーリゾートにしろ、USJにしろ、ホントにその世界、フィクションの世界に束の間入り込んだような気分に浸れるのが、一番の楽しみのように思います。

ウィザードスヌーピーフィギュア付き缶(プチカップケーキ)



スヌーピーが結構好きで、USJに行った時のお土産はほぼスヌーピー一択ですね。と言って、年パス持ってるわけでもないし、そんなに行ったことはないんですけど。

こちらの缶はオレンジを基調としたもので、スヌーピーが魔法使いに扮した、可愛らしいものとなっております。やはり日本では数々の魔法少女もの、近年ではハリー・ポッターの影響もあり、どことなく「可愛らしい」というイメージが、なきにしもあらずといった感があります。

このスヌーピーも、とても可愛らしく仕上がっているのですが、この缶、何と言ってもフィギュア付きというのが良いんですよねー。


↑正面から見たところ。

↑後ろから。マントの模様もちゃんと描かれています。

↑サイド。やはりスヌーピーといえば横顔ですよね。横からのショットはスヌーピー味が増します。

↑逆サイドの横。リボンのコウモリも細かく造形されています。

蓋部の真ん中に小さなウィザードスヌーピーのフィギュアが鎮座しております。やはり、これがあるのとないのとではえらい違いですからね。

ミッキーのコーヒー缶を彷彿とさせます。確か、買ったのはこっちの方が先でしたね。

そしてこの缶、そこそこの大きさがあるので、物入れとしても重宝しています。こちらもやはりコード類を入れています。

↑全体の後ろはこんな感じ。

モンスタースヌーピー



こちらのスヌーピーは打って変わって「怖い」を標榜した缶となっております。その感じが逆に可愛いんですけどね。

ちなみに、白い缶はミルククランチ、黒い缶はブラックココアクッキーとなっております。

バンパイヤミッキー同様、普段かわいいスヌーピーがワルっぽく振舞ってるのが可愛らしい、というパターンですね。

しかし、スヌーピーが扮しているのは魔法使いでもなく、バンパイヤでもなく、なんとゾンビw 割とガチで怖がらせてきているのですが、そこはスヌーピー、やっぱり可愛いです。

なんというんでしょうねぇ、可愛いキャラクターって、ワルを装うことで、かえってかわいさが引き立つものなんですね。ギャップ萌えの典型例かもしれません。

バケツ風になってる缶全体のデザインも、非常に良き。なんとなく、バケツもハロウィンのイメージがありますが、何ででしょう?

↑こちらはオオカミ男スヌーピー。オオカミ男と言っても、スヌーピーはそもそも犬ですからね。実はあんまり変わらないw

↑こちらは丸っと一周描かれていて、四種類のコス(?)を楽しめます。


 

 

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「メイドインアビス」最終回ネタバレ有り感想。リコとミーティとボンドルドは同じ!?


メイドインアビス」の最終回を観たのですが…、いやー、参った!

最後の最後にとんでもないものを見せられた気がします。

なんつーかねぇ、イライラが止まんなかったw

言っちゃうと、ボンドルドですねw あのやろう、マジでイカつく。

まぁ、そんな感じでアニメ観てここまでイカつくことは実に久々だったのですが、そんな中にあって、希望じゃないんですけど、なんというか、強く生きるというか、それ以前に、そもそも「生きる」っていうことを強く表現した作品でもあるように思いました。

ちなみに、最終回は47分で、多分本放送では1時間スペシャルだったのでしょう。だから、第13、14話ブチ抜き企画って感じなのだと思います。

PV

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ミーティ

前回の「ミーティを殺して欲しい」という衝撃のラストからの続きから始まるのですが、案の定レグは火葬砲の副作用でぶっ倒れていましたw それからナナチとミーティの過去についての回想となります。

ナナチは元々は北の地方に住んでいた孤児だったらしいのです。この時のナナチは、現在のようなウサギの獣人的な姿ではなく、まだ普通に人間の男の子の姿をしていました。

その孤児院の元に、ボンドルドという白笛の男がやってきて、みなさんを探窟家にします!みたいなことを言います。これがホント、悪魔の囁きですね。

アビスに憧れていたナナチは、当然のことながらその誘いに乗ります。いや、乗ってしまいます。そしてアビスの街に来るのですが、そこで出会ったのがミーティです。

そしたら、そのミーティがめちゃめちゃ可愛い! ここで一つイラつきポイントができます。

「あの」ミーティがこんなに可愛かったということは、こんなに可愛いミーティが「ああいう風」になるということです。

そんなひどい仕打ちがこれから行われることが確定なわけです。陰々滅々としてくる上、そんな非道なことをする奴(大体想像はついている)が出てくるわけだから、そりゃイライラしてくるというものです。

ミーティは、その服装からして、おそらくは南国の出なのでしょう。内気なナナチとは真逆の外向的かつ、あまり深くは物事を考えないような楽天家です。

色々と対照的な二人ですが、二人には共通点があるように思うのです。それは、他の子供から疎まれやすいということです。

ナナチは、臭いからあっち行け、と故郷では同年代の子に小突かれるし、ミーティもアビスの街で似たような扱いを受けていました。

そんな二人がコンビを組むようになったのは必然であったのかもしれません。天真爛漫に見えるミーティも、ナナチと同じような傷を抱えていたのだと思います。だから共鳴したのではないでしょうか。

呪いと祝福

非常にショッキングと言うか、いや案の定だったと言うか、第五層まで送られる子供たちは、結局アビスの呪いの事件の被験体に過ぎなかったんです。

子どもたちは日が経つにつれ、一人、また一人といなくなります。そしてある日の夜中、ミーティがいないことにナナチは気づきます。ミーティを探しに行ったナナチが辿り着いたのはとある実験室のような部屋でした。

そこにはボンドルドがいて、そしてミーティはガラス張りの電話ボックスみたいなものに入れられていました。

電話ボックスは二つあって、一つには子供、そして多分、もう一つには何か他の動物を入れていたっぽいんですよね。そこで、ミックスさせていたのかもしれない。「The Fly」のような感じでしょうか…。

しかし、今回、ナナチがたまたま現れたので、ボンドルドの思い付きで、人間二人での実験となったのです。いや、こいつホント余計なこと思いつくな。悪の天才ですね。

一つの電話ボックスにはナナチ、もう一つにはミーティ。ということはつまり、ナナチはミーティが苦しむ姿を目の当たりにしなくてはならないことが、ここで視聴者は知ることとなるのです。

そして、電話ボックスは一気に第六層まで落とされます。そこで二人見たものは、二人の前に被験体となった子供達であろう異形たちだったのです。

そして今度は第五層まで一気に上昇。二つの電話ボックスは、一つの側にアビスの呪いを押し付けるというのです。それはミーティの電話ボックスでした。

ミーティはリコが受けたような状態になり、更に形が崩れていって、今のミーティになってしまうのです。

一方、ナナチはウサギのような見た目、つまり現在のミーティの姿に変わっていきます。その間、ナナチは電話ボックスの中で何もできず、ただただミーティを見ていることしかできない。

その後、ミーティはボンドルドの拷問と言える実験の中、何をやっても死なない体になったことをナナチに教えます。

ミーティは実験ボックスの中にいる時、ナナチに、アビス信仰にあるように、死んだら魂となって星の底へ還り、命を願った者のところへ形を変えて旅に出る、ということを願いました。

でも、死ねなくなったミーティはそれすらできなくなったということなんです。

探窟家になる夢に溢れたミーティは、こんな形で夢を潰され利用され、挙句魂の旅に出ることすらできない。

もう、ホンット、ボンドルドに対する怒りは頂点に達しました。

そしてナナチはミーティを施設から連れ出し、逃げ出したのです。

火葬砲

だから、ナナチはレグにミーティを殺すよう頼んだんです。

死ねなくなり、傷も直ってしまうミーティですが、彼女の左目はボンドルドが使った火葬砲とよく似た武器で潰されて以来、再生しない、ナナチは言います。だから、火葬砲を見た時のナナチは「ようやく見つけた」思いだったでしょう。

また、ナナチはミーティを殺す毒を開発するため、何人もの探窟家を殺していたらしいんです。ナナチの家の周りには夥しい数の墓標があるのですが、それらは全てナナチが殺した探窟家のものと推察されます。

そしてレグは逡巡した挙句、ミーティを殺す決心をします。最後、ミーティの周りにはナナチの作ったヌイグルミや、草で作ったアーチ、花が飾られていました。最後の手向け、ということなのでしょう。それが一層悲しさを際立たせていて、もう何というか、やりきれないというか…。

そしていよいよ火葬砲を…というところで、ナナチは最後にもう一度だけ、泣きながらミーティを抱きしめます。そして今度こそ、本当に火葬砲を打つのです。火葬砲とはよく言ったものだな、と思います。そして、ミーティは完全に消えてしまうと、ナナチは更に号泣するのです。

リコとミーティとボンドルド

火葬砲を打った影響で例によって機能停止したレグが目を覚ますと、楽しそうに料理するナナチとリコの姿が目に入ってきます。ミーティが消えたのとほぼ時を同じくしてリコは目を覚ましたようです。

するとレグは、リコは死産していたがアビスの呪いで動き出した、というようなことをナナチに告げます。リコの前でとんでもないデリカシーのないことを言い出したのですが、言わんとしていることは、なんとなくわかります。

ナナチはそのことを途中で遮りますが、やはりミーティの魂はリコになったのではないかと解釈したい。

そして、リコは夢の中でミーティに会っていたらしく、ミーティは自分以上に怖がっていたと言います。そう、ミーティはずっと怖がっていたのです。人格がないと思われていたミーティでしたが、怖がっている、ということは人格はあったということではないでしょうか。

それに、最後にナナチがミーティを抱きしめた時、ミーティの瞳にはナナチが映っていました。瞳に映る、ということはアニメ表現では「認識している」ということです。認識とはつまり、人格があるということです。

だから、逃げ出したナナチと暮らした時間は、ナナチ一人の時間ではなく、ミーティと二人で暮らした時間だったと、俺は解釈したいです。

そして思うに、リコとミーティはアビスへの強い憧れという点ではすごく似てると思います。

そして、その憧れの強さという点では、あのボンドルドも同じかもしれない。それが強すぎると、ああいう化物になってしまう。ナナチは自分たちは成れ果てだと言っていますが、ボンドルドこそ、成れ果てだと思うのです。あれはもう人間ではない。

探窟家の中でもボンドルドのやっていることには否定的な者もいるようで、実際ボンドルドに抗議する人もいました。それを考えると、ボンドルドのやっていることは探窟家全体の意向ではないのだと、思いたいです。

リコの強さ

そして今回、またしてもリコの強さを目の当たりにする思いでした。

左腕に傷が残り、しかも親指しか動かなくなってしまったリコ。そのことを謝るレグですが、リコはこの傷はレグが自分を助けてくれた絆の証だ、と高々と掲げてみせます。

普通、女の子は自分の体に傷がついたらショックだと思うし、またそれは当然のことだと思うのですが、リコはそのことを、レグに気を遣っているでもなく、本気でそう思っている節があるんですね。

前向きに捉えるとか、そういう次元ですらない。本気で証だと思ってる。

これはめちゃめちゃ強いことだと思います。

相変わらず料理はうまいし、リコがますますカッコよくなっていく。

見事なエンディング

今回は辛いし、イカつくし、色々と思うところのある回だったですが、箸休めとなるような楽しく、ほっこりするようなシーンもまた多かったように思います。そこらへんのバランス感覚もすごいですよね。

あと、リコが最後にナナチを、自分たちの冒険の旅に誘うのですが、察していたのか、何のてらいもなく即答するナナチがまた良かったですねぇ。

最後に家を出る時、あの家はミーティを模したものだったことが今更ながらわかりました。遅いですよね、いい加減俺もw あの家はナナチのミーティへの愛に溢れた家だったんですね。

ボンドルドに対する怒りがある一方、ナナチのミーティに対する思いが、そういう細かいところ(細かくないか)からも感じられた回でありました。

そして、その気持ちの深さは、ひょっとしたら孤独の深さの表れでもあるのかもしれません。孤独が深い分だけ、信じたその時は、すがるようにその気持ちも深くなる。

そして、街に届ける手紙がアビスを上昇していく時、総集編的にやっかいだった動物や第二層の人たちが登場するエンディングも秀逸だったと思います。それらは善も悪もない、普通にアビスに生きるものたちであることが良い。

そしてあの手紙は一体何だったのでしょう? 見事な最終回にして、次回以降も期待大な最終回だったと思います。

魔法の料理

また印象的だったのは、ミーティを失くした後、リコの作った料理をナナチが食うシーン。

ナナチは涙を流しながら、美味しい、と言って食べていました。

辛いことがあった後、美味しい料理を食べて、ほだされるように泣くというのは、なんというか、真理な気がします。

あと、それまで(ナナチが料理が下手なこともあり)ナナチが美味しい料理を食ってこなかった、というのもあったのでしょう。それを思うと、ちょっとした人物の癖のようなものが、後々の伏線になっている、上手い作りだと思います。

あと、個人的には、どことなくBUMPの「魔法の料理」を彷彿とさせました。あの曲で描かれていることは、今回のシーンとイコールというわけではないけれど、どこか似たようなところがあると思うのです。

 

 

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「メイドインアビス」第10~12話ネタバレ有り感想。いやコレとんでもないアニメだ!!


テレビアニメ「メイドインアビス」全話感想。今回は10~12話の感想ということで、いよいよ佳境に入ってきたわけなのですが…。

遂に! 「メイドインアビス」が牙を剥いてきました!

いや、大げさじゃないんですよ! 本当に「牙を剥いてきた」という表現がピッタリなんですよ!

いやー、参った…。

もう、とにかくね、すごいアニメです!

PV

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第10話

俺の友達曰く、「全ての感情を垂れ流す」というその10話です。

マジでビビッた。というか、参った。

物語は、いよいよ危険度が更に増すという第四層に入ったのですが、危険なんてもんじゃなかった。

いきなり、速い、賢い、デカいが揃った、見た目ライオンみたいな不気味なバケモノが襲ってきます。というより、忽然と、気配を消して現れました。

しかもこのライオンバケモノ、上記の三拍子の他に毒まで持ってやがる。その毒の矢がリコの左手を貫通したのだからもうヤバい。この毒で100人以上の探窟家がやられているといいます。

万事休すの二人だが、レグがリコを抱えて上の方へと逃げることに成功。だが、第四層の上昇負荷は死に至るという。しかもそれが極めて惨たらしい。

そしてこのアニメは主人公だからと言って都合良くそれから逃してくれません。この時のリコの描写が極めて酷い。見ててホントに辛くなるくらい。

あまりに辛いので、画面を小さくしようとしたんだけど、仕様上小さくはできないよう。Amazonの余計な気の使い方が仇となってしまった。なるべく画面から遠く離れて見たのでした…。

ここでも、描写が実に丁寧。丁寧な描写をすればいいってもんじゃない、ということを思ってしまいました。

ただ、リコは「動く死体」であるという疑惑があります。しかし、これだけ痛がり、苦しみ、辛い目に遭ってるリコは、とても「死体」なんかには見えない。

「痛みは生きてる証拠だぜ」というとんでもないクサいセリフをギャグ的に吐かせた漫画を以前読んだことがあるのですが、これはガチでそういうことなのでしょうか。

やはり、このアニメは「生きる」ということを徹底的に描こうとしているように思えます。

そんな感じで、もうこれは完全にダメで、最終回を待たずして物語は終わった、と思いきや、EDに出てきたウサギ獣人みたいなのが出てきて助けてくれそうになります。この展開は予想通りではあったのですが、もっと早く来てくれても良かったのではないか。

絶体絶命のピンチに都合良く救世主が現れる展開に難色を示す最近の「自称眼の肥えた」視聴者もいるようですが、しかしそういうシーンって、新キャラをどうやって登場させるか、ということが主眼のように思います。

主人公のピンチを救うことで視聴者の支持、感情移入を得ることができるのではないか、と。今回のシーンもそんな気がします。

それにしても今回は見ていて辛かったです。なんでこんな可愛い絵を見て、こんなに辛い思いをしなきゃならんのだ、という理不尽な思いに駆られ、観終わった後、友達にLINEを送ってしまいました。

その後、楽しいラジオ(PONTSUKA!!)を聴いて、歯を磨いて、気分を落ち着かせました。

第11話

今回はナナチの家でリコの看病をする回、といったところ。

ナナチは「可哀想だから助けた」と、半ば愚弄するような言い回しをしたんですけど、前回、二人を物陰から見ていた時、自分も仲間を心配するようなシーンがカットバックされました。

そして今回、リコが手にした白笛を見たことも描かれていました。色々と事情があったからこそ、他人事とは思えなかったからこそ、助けたのだと思います。

しかしそもそも、「可哀想だから助ける」というのは、実に人道的な、真っ当な理由だと思うのですが、どうでしょう?

その後、ナナチは、リコを助けるための材料をレグに取ってこさせるのですが、その大半が晩御飯の材料だったりしますw 良いように使われるんですねw ナナチ曰く「チョロい」。

しかしそれもまた、ナナチは付きっ切りでリコを看病しているわけだから、やはり理には叶っているように思います。

なんとなく、ナナチは偽善的に見えて、実は偽悪的な感じがします。

また、ナナチは、どうも元は普通に人間だったらしく、どうも探窟家だったのではないか、と予想されます。

そして、割と不気味な生物が同居していたのですが、その生物も元は人間だったそうです。六層から戻ってきたら、人間性を喪失してしまうらしいんですね。そして、そのような姿は知らされることなく、死んだことにされているらしい。

人間性を維持したまま「成れの果て」になったのがナナチらしく、この姿で探窟家に会ったら、何をされるかわからないから、人目にはつかないように気をつけているらしいです。

探窟家の闇らしきものが立ち上がってきたようなエピソードですね。

また、ナナチの家の裏で、レグは過去の記憶らしき幻を見るのです。それはどうも、リコの母親との記憶らしい。

そういえば、リコの母のメモと思しきものの中には、レグらしき人物との交流が記されていました。やはりレグはリコの母親と何らかの関係があるのでしょうか。

また、ナナチの同居人が、ラストに意識を失ったままのリコに近づきます。ひょっとして、リコの母親なのかもしれないし、父親なのかもしれない、と思いました。

また今回、リコの探検にかける思いが極めて強いことが、改めてわかりました。リコという登場人物が、回を追うごとに強く見えてくる。

第12話

前回、ひょっとしたらリコの母親か父親じゃないか疑惑が立ち上がったナナチの連れ、ミーティなのですが、どうやら全然そんなことはなかったようです。

そもそも、リコと同い年くらいらしい。そして、ナナチは命からがらこのミーティを助けたっぽい。そしてその状況は、今回のリコとレグに似ていたのだと思います。だからこそ、ナナチは二人を助けたのでしょう。

また、ミーティには解毒能力があるらしいのです。それでリコは助かったと、ナナチは言います。

また、昏睡したままのリコの上にミーティはずーっと乗っかっている(リコの顔を舐めてヨダレでベトベトにしている…)のですが、どうも精神世界で交流があるっぽい。

夢の中らしい場所で、リコと思しき、これまた割と不気味な風体の女の子は、「窓っぽい目」と相対します。

この目は、おそらくミーティであろうと思われます。両者の目は見つめ合い、最後は目と目が触れてしまいます。

このシーンはなんなのか?

夢の中のリコのあの風体を思うと、やはりリコは「動く死体」なのでしょうか?

そして今回、アビスの呪いの謎が解けてきます。ナナチ曰く、透明な薄い膜のようなものが何重にも連なっているらしく、それがアビスの呪いだというのです。

上から降りてくる分には問題ないのですが、上に行こうとすると負荷がかかり、その負荷を突き抜けた時に一気に負担が襲ってくる。それは、アビスの中心に行くほど強くなる。

だから、ナナチの家もシーカーキャンプも、アビスの中心からは離れたところにあるのです。しかし離れても、弱くなっているだけで、この物質はあるにはある。だから、この島にいる間はこの物質の影響を受け続けているのではないかと思います。

今回、孤児院のキウイが誕生日の日に体調を崩します。この島では誕生日の日に子供が亡くなる事例が多いらしいのです。キウイは海に停泊している医療船で治療を受けることになるのですが、島を離れた途端、ケロッと治ってしまいました。

多分これは、あの「アビスの呪い」と呼ばれる「物質」(?)の影響から逃れたからだと思います。

一方、レグはナナチの指示を仰ぎつつ、あの巨大毒ライオンを撃退することに成功。その際黒笛のおっさんを助けるのですが、そのおっさんに言伝を依頼します。それは、自分たちは旅を続けていることを孤児院に伝えて欲しい、というものでした。

そしてラスト、ナナチから衝撃の一言が。レグの火葬砲でミーティを殺してほしい、と言うのです。安楽死ということなのでしょうか…。ホントにとんでもないアニメだ。

 

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「メイドインアビス」第7~9話ネタバレ有り感想。とんでもない事実発覚!!

 

色々なところで色々と話題の「メイドインアビス」。現在TV第2シリーズも好評放送中。そろそろ、そっちの方も佳境に入っている頃でしょうか。

というわけで、僕の方は第1シーズンの感想を書いていきたいと思います。

今回は第7話から第9話の感想です。

いや、とんでもない新事実が発覚しました! いやあ…、スゲエアニメだ…。

PV

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第7話

2メートル超の女(オーゼン)、僕の予想に反して闇まみれでしたねw いわゆる悪属性の人、っていう感じでしょうか。悪人と称して問題ないと思います。

リコみたいな小さい子をブン殴って(指先で弾いただけだけど、それだけでも十二分な威力のあるほどのパワー)血まみれにさせるわ、レグをボッコボコにするわで極めて暴力的(ただ、レグはかなり頑丈らしい)。

極めつけは、黒笛のおじさんが危惧していた「籠」の話をリコにしてしまったことです。ここでとんでもない事実が暴露されます。

リコを地上まで運んできた「籠」は死んだモノを「動かす」箱らしい。それもまた深界の遺物らしいのですが。

リコが夜中に見たバケモノはオーゼンが久々に「籠」を出したので、試しに調理に使った肉を入れてみたものが動いていたものだったそうです。

オーゼンが言うには、リコは死産だったらしく、そのリコを「籠」に入れたら動き出した、ということらしいのです! つまり、リコは「死体」らしい…。それ、言うべきことじゃないでしょう!

そう思うのが黒笛のおっさんをはじめ、良識ある大人の判断だと思うのですが、残念ながらこのオーゼンは良識ある大人ではなかった、ということなのでしょう。

ちなみに、動き出した死体は皆、アビスの中心を目指すらしい。思えばそれは、現象面だけを見れば、リコも同じではあります。ただ、リコの場合は自分の意思で、冒険をしたいという意思でアビスの中心を目指しているのだと思うので、同じとは思えないのですが…。ただ、そのリコの意思もまた、「籠」の影響下にあるものである可能性もあるとは思います。

その後、レグが火葬砲撃って機能停止している間、マルルクが他のオーゼンの弟子を連れてきてくれたそうで、オーゼンの暴力をなんとか止めてくれたようです。で、そこから「タネ明かし」的な話になります。

どうやら、オーゼンの暴挙は言ってみればテストだったようです。この先の深界に行ってもやっていけるかどうかのテストだったらしいのですが、オーゼンの話では残念ながら不合格だったようです。

しかし、テストとはいえ、弟子の一人が言ったようにやりすぎだし、間違いなくリコやレグに対する怨恨はあったと思います。

そしてテストは続き、次回からは生存訓練という、ジャングルに子供二人を放り出すという、単なる暴挙その2が始まるという…。

ちなみに、どうやらオーゼンにはリコの母親に対して、やはり思い入れみたいなものがあるようです。おそらくそれは、リコの母が子供の頃に、オーゼンの頭を称して「カッコいい」と言ったのが始まりらしいです。おそらく、オーゼンの頭の形は、オーゼンなりにコンプレックスを感じていたのでしょう。これは、何度も探窟を繰り返した結果だそうです。しかしリコの母曰く、そんなになるまで何度も深淵に挑んだ証。そして、自分の師匠になるに相応しい、としてリコの母はオーゼンの弟子となったのです。

ちなみにオーゼンはどうも齢70は軽く越えているらしい。そうは見えませんが。

そして、とんでもないパワーを有しているのは、全身に、なんか、遺物を埋め込んでいるかららしいです。あと、最初から気になっていたのですが、足の形もアトムみたい。これはあまり関係ないですかね。

そして、ナレーションの真綾ちゃんは、やはりリコの母の声でしたね。そして、リコの母はオーゼンの回想の中で「度し難い」と発言していました。その言い方は、レグの口癖と同じです。この二人の間にも、何か関係があるのでしょうか。

また、気になるセリフとして、オーゼンが言った、この辺りの人間は神を信じない、というものがあります。その代わりに、アビスを信じているらしい。

人は不可解で超常的なモノに信仰を寄せるという。なるほど、と思いました。

また、一部の遺物は見つからないんじゃなくて、「持ち帰らない」のだそうです。持ち帰らない方がいいものもある、という。どうもそれがレグらしい。

第8話

今回は生存訓練ということで、二人にどんな試練が襲い来るか、と思っていたのですが、そこは割とそうでもなかった感じでした。

いやもちろん、あんな子供なのに葉っぱや木を組んで寝床をイチから作ったり(市販のテントを使う、昨今流行りの自称・自然が大好きな『都会派キャンパー』とはえらい違いw)、巨大なカバを倒したりと、よく考えたらすごいんだけど、冒険アニメと考えると、まぁ、そうでもないかな、と。

それよりは、オーゼンとリコの母親の、かつての関係性の回顧録、といった趣だったように思います。

どうもというか、やはりというか、オーゼンはリコの母親のことが好きだったと考えるのが妥当のような気がする。その、謂わば『恋敵』とも言える男の子供なわけだから、そりゃオーゼンはリコを嫌いますよね。

あの、行き過ぎた『テスト』は、やはり私情が絡んでいたのです。そうでなければ、あんなに暴力的にはならない。

そして、結婚して子供まで産んで「しまった」リコの母親を、変わってしまった、と捉えたらしく、「そんなあんたは見たくなかった」と密かに嘆いていました。

「そんな」風にしてしまったリコの父親に対して、だから恨みを抱いたのかもしれない。その子供となれば、当然嫌いになるでしょう。言いがかりだけど。

そして、リコの母親は、リコが「動く死体」かもしないことを肯定的に捉えていました。それも含めて、リコは奇跡的な存在なのだと言うんです。

そして、リコにも冒険をして欲しいと願っているようでもあります。そして、その言い方が、やはり坂本真綾なので、FGOダヴィンチちゃんを彷彿とさせてしまいますw

そしてまた、オーゼンは孤児院の紫笛のリーダーを弟子にしようとしていたらしいんです。でも「殲滅卿(リコの母親の通り名)の方がいい」と、あっさりフラれてしまったようです。

しかしオーゼンに見込まれるくらいなので、あのリーダー、なかなか相当な逸材なのかもしれないですね。

そしてそして、意外にもオーゼンはリコとレグを買ってるようなところもあるらしいんです。二人の良い所は「訓練」を通してグイグイ伸びていく、というところだそう。

また、自分の知っている深界についての知識をリコとレグに対して惜しげもなく披していきます。やはりこの人、どういう人なのか今ひとつ解せない。それこそ度し難い。かなり一筋縄ではいかない、複雑にしてひねくれた心根の持ち主のようです。

しかしやはり、自分の大好きなリコの母親がこれ以上はないくらいに愛したリコを、やはり見守りたい気持ちはあるのかもしれない。

第9話

今回は、まぁ割と「普通の」冒険回だったように思います。

大断層という延々と続く巨大な縦穴を下っていくのですが、その横にある小さな縦穴を潜っていく。そこにはネズミのようなウサギのような可愛らしい動物がたくさんいるんですけど、この動物に対しての、リコたちの扱いがひどいw

食うのはもちろん、プテラノドンみたいな怪獣の目を逸らすための囮に使ったりもしますw いや、実に容赦のないサバイバルですねw そういった意味ではリアルな行動でもあるとも思います。

また逆に、そんな動物たちに酷い目にも遭います。プテラノドンみたいなのに襲われたり、食料になる実の匂いを出す動物(キモい。食虫植物みたい)の罠にハマって胃袋に飲み込まれたり。

その胃袋をナイフで突き破って(!)脱出すると、今度はその食虫植物みたいな動物が出す実のような匂いが着いてしまったため、それを常食とするネズミのようなウサギのような動物に食われそうになったり。挙句、第一話で登場した巨大なクジラのような空飛ぶ蛇(同個体らしい)が再び襲ってきたり、もう散々。

それまでは食料にしていた動物に、今度は逆に捕食されそうになってしまいます。そういった意味でも、自然界の厳しさ怖さを表現していたようにも思います。食う側だったのが、ふとした拍子に食われる側に回ってしまうというか。

また今回、火葬砲を撃ったレグが機能停止してしまい、途中からリコは一人でサバイバルしなくてはならなくなる、という試練の回でもありました。

リコはレグを引きずったまま坂道を上らなくてはならなくなります。深界では「上昇」が殊の外危険なんですね。しかも、第三層なので上昇はかなりキツいです。

そのキツい上昇の影響で、リコは幻覚まで見てしまいます。その幻覚、夢と言い換えてもいいかもしれませんが、そこでいかにレグが自分にとって大切な存在であるかを再確認します。

もちろん、それまでもレグのことはこの上なく大事に思っていたのですが、そのことを改めて思い知るというか。

レグはレグで、自分が意識のない状態でリコに守られていたことを知ります。それまでは自分がリコを守っていたという意識があったと思うんですけど、実は守られてもいたことを知る。そもそも、料理を作ってくれていたのはリコですしね。

お互いの信頼関係が更に強固になった回とも言えるでしょう。

 

 

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