先日、福島の方に旅行へ行って参りました。そしたら、さすがわ東北、秋の紅葉を期待して行ったら、もう実質冬なのね。まともに雪が積もってましたから。サミーサミー。でも、紅葉もまだまだ残っているから、紅葉の上に雪みたいな、なんとも風情のある景色でした。
で、今回の旅行で買った（金出した）ものの中で一番面白かったのは宿に着く途中に寄った蕎麦屋でした。「蕎麦遊山 」という店だったのですが、先ず我々の目を引いたのは「空中廊下」。何のためにあるのかはよくわからないのですが、あたかもアミューズメントパークのアトラクションの如く店の回りに巡らされていました。もう、なんかホント手作り感溢れている作りで、今にして思うとちょっとハリー・ポッター 入ってる。蕎麦食った後にみんなで登ってみたのですが、板と板の間から地面が見えていて、これが結構高くて若干怖かったー。でも、店の中の敷地から外に出るまで結構長さもあり、上からの眺めは目の前の山脈がよく見えたりしてなかなか絶景でした。
で、肝心の蕎麦はと言うと、これがなかなか美味くて良かった。特に汁が美味くて、あれは何なのかなー、鳥がベースなのかな？ 料理のことはよくわかんないけど、すごく旨みがあって暖まった。しかも「今日は寒いですから」と言って色々具の入ったみそ汁までサービスしてくれた。よっ、太っ腹！ これもまた美味かった。あと、これは賛否わかれるかもしれないけど、特徴的だったのは麺がブツ切りだったこと。まぁ、蕎麦だから長い麺をズルズルと食いたいっていうのが人情だとも思うけど、麺自体も美味かったし、僕はたまにはこういうのもいいと思った。
店内の作りも非常にアンティークな感じで、すごい良かったです。いかにも「東北」っていうアンティークじゃなくて、どことなく「昭和」を感じさせるというか、そういうアンティークさでした。
そんなわけで、ここの蕎麦屋、食って良し、見て良しと、なかなかのものでした。
