フジファブリック のライヴに行ってきました。フジファブリックのライヴを観るのは初めてで、しかも野音。しかも、席はほぼ真ん中でやや前の方という絶好の位置。非常に期待していたのですが、もう、最高でしたね。やっぱ野音はいいですね。その三日前くらいにムーンライダース を観たばっかだったけど、やっぱりこの時期の野外はいい！ 暑くもなく、日が暮れてからはちょっと寒かったけど、丁度いい季節ではないでしょうか。フジファブリック自身も野外でのライヴは初だったそうです。当日は天気も良く、まさに野外ライヴ日和でした。しかし、よくよく考えると、ああいう都市のド真ん中にああいう緑のある公園があって、しかもその中でああいう爆音を奏でるというのは、まぁ、すごい状況かなと(^^;;
で、まぁライヴなんですけど、やっぱいいバンドですね！ 各人の演奏力もなかなかのものだし、曲がいいのはCD聴いてるから知ってるとしても、演奏自体も固まってる感があって、ちゃんと融合体としてのバンドとして機能してるというか。アレンジ面も、ギター二本とキーボードという上物だらけなんですけど、それでもガチャガチャしてない。各人それぞれ前に出すぎることはなく、それでいてそれぞれ存在感があるという。まさにバンドだなと。バンドとはこうあるべきなんじゃないかという感じでした。演奏面で言うと、意外にもボーカルの志村正彦はギターが上手かったです。ソロとかでもちゃんと弾いてました。それから、ムーンライダースの時も思ったけど、野外のライヴって夕方から始まって、だんだん日が暮れて夜になっていく感じがすごく雰囲気があって、それも野外ライヴの醍醐味かなと、思いました。
あとはやっぱり金澤ダイスケのキーボードをすごく注目して観てたんですけど、先ず思ったのは音が良かった。特にオルガンの音が良かったですね～。キーボード4台くらい使ってたんですけど、それぞれのチョイスの仕方がいいなぁと思いました。それぞれをすごく有効に使っていたように思います。音色の作り方もいいですね。すごくカッコいい音を作るなぁと思いました。それからやっぱりうまいですね。色々なタイプのキーボードが弾けるというか。オールラウンダーという印象があります。この人のキーボードを一言で言うならシンプルではないかと思います。音色的にもシンプルなんだけどインパクトがある、演奏的にもそれほど難しくはない片手で弾けちゃうようなリフでもカッコいい。色々考えた末のシンプルという印象があります。
まぁ、すごくいいライヴだったのですが、「茜色の夕日」を日が暮れつつある野音で聴けたのが特に印象深かったです。
メンバーの文章が載ってる「赤富士通信」が配られました。
手ぬぐいも配られました。
