バンドでキーボードやってるんですけど、今までは一台でやってたんですね。
でも、やっぱ一台だとちょっとやりにくい。主に音色の切り替えが。
それまでは同時に違う音色を鳴らしたい時はスプリットにしてやってたんですけど、二台あった方がやっぱり楽。
それに一台だと、音色切り替える時とか、残響音が途中で切れちゃったりとかして、色々と不便。
あと、何と言っても今ライヴで使ってるJUNO-D が使い勝手が良くない(^^;;
音はすごくいいんですけどね、一台で使うとなると、やはりRoland製品はかゆいところに手が届かない感じですね。
というわけで、キーボードをもう一台買いました。
鍵盤は軽くて浅い
もう一台はやはりKORG X50 です。
以前JUNO-D買う時、こっちとどっちにしようかちょっと悩んだんですけど、結局二つとも買ってしまった(^^;;
で、使ってみた感想なんですけど、やっぱりいいです!
最初はね、JUNO-Dにしろ、それまで使っていたTRITONに比べて鍵盤のタッチが軽くて浅い感じで非常に弾きにくいなぁと思ってたんですけど、慣れるとそうでもないです。
X50の方がJUNO-Dよりも幅が若干広いですね。だから、その分、ミスタッチは少なそう(^^;;
ただJUNO-Dの方が押し込みが若干深いかな? まぁ、やっぱりTRITONの方が断然いいですが(^^;;
音、操作性は良い!
あと、音もいいですね。TRITONと比べても遜色ないです。
COMBINATIONモードもあって(これがあったから買ったのですが)、音の配置なんかもやりやすい。
加えて、EDITもメニュー画面から色んなページに行けるので、操作性もわかりやすい。
ただ、音色の切り替えがボタンじゃなくて、レバーだったり、ジョグダイヤルだったりして、それはめちゃめちゃやりにくい!
ここはボタンにして欲しいですねェ~。
KORGの方、ここは何とかお願いします!
そんな感じで音、とりわけ「音を作る」という点ではやっぱり素晴らしいものがあります。
X50が上、JUNO-D下、という配置
ただ、やはりJUNO-Dに比べると音のインパクトに乏しく、他の楽器に埋もれてしまいがちです。
だから、僕は音に個性のあるJUNO-Dを下に置いてステージキーボード代わりにして、音の作りやすいX50は、まぁ、シンセサイザーというか、基本的にはそんな感じで使っています。
ただ、以前は自分がこんな風にキーボードを二台使うとは思ってもいませんでしたね。
というのも、昔はキーボードってもっと高価なもので、しかも(ここが肝心)重いものだったんですよね。
だけど、今使ってる二台は両方共五万円前後で、しかも5kg前後!
こんな時代が来るとはねぇ~。
TRITONなんて一台で30万円近くして、15kgですよ!
それが二台で10kg以下!(JUNO-Dが5kg、X50が4.5kg)
そうじゃなかったら、多分今でも一台で何とかやりくりしていたと思います。