えー、「舞妓Haaaan!!! 」を観に行きました。いやー、面白かったー、というその前に、超ウゼェ外人が隣の隣に座りやがって(隣はいませんでした)、何なんだ?!あいつら!! 上映中グチャグチャ喋ってんじゃねェ! 足広げすぎ! 外人の男二人に日本人の女の子一人という編成だったんだけど、上映中いちいち訳してやがる。日本語わかんねーんなら観に来んじゃねェ! ウゼェしうるせーし態度悪りーし、マジふざけんな! どーせ、「ゲイシャ見せろ」とかいうノリで来たんだろう。日本語わかんねー外人は映画館には出入り禁止だっ! まぁ、今回改めて思ったのは外人は笑いのレベルが低すぎる。言葉で笑わせるところは仕方がないにしろ、奴ら阿部サダヲ がブリーフ一枚になったり、カッターで手を刺されたりとかっていうシーンだと大爆笑しやがるが、間やタイミングで笑わせるところになると全くのノーリアクション。より高度な笑いには反応できないんだな。
さて、映画なんですけど、やっぱり期待通り面白かったー。この映画の俺的ナイスポイントは舞妓を題材に、京都という町を舞台にあれだけ爆裂ギャグ満載の映画に仕上げたこと。これはまさに異種格闘技です。ここらへんの視点の斬新さというか、組み合わせの妙で勝ったも同然。のような気がする。まぁ、話の根っこの部分は割にベタな気がするんだけど、それをアクの濃いキャラやギャグ、ありえない展開でコーティングしているのがいい。実は前半はぶっちゃけ、それほど面白くないです。ミュージカルレビューのシーンはドン引きしました。大体、映画で舞台を映すと失敗しますね。本来ライヴであるはずのものが映像になることによって、舞台と客席が完全に分割されるからでしょうか? 舞台は「目撃」ですからね。「その場に居合わせてしまった」というか。客席と舞台の一体化が芝居の魅力だと思います。そこらへんが「旅であり覗きである」映画とは決定的に違うところだと思います。その決定的に違う両者を混ぜてしまうと、あんまり成功しないと思います。
で、阿部サダヲが新製品のカップラーメンを開発するあたりからはすごいです。畳み掛けるような展開のスピードとギャグで魅せてくれます。俺的にはこの映画の一押し場面は舞妓になった柴咲コウ に阿部サダヲが説教を喰らうシーン。ここ、結構泣かせるシーンなんだけど、阿部サダヲ、ブリーフ一枚なんですよね。舞妓に怒られるブリーフの男って…。そのギャップが素晴らしい。
そんな感じで、とにかく面白い映画でしたね。舞妓さんも綺麗だったし(^^)