azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

「スカイ・クロラ」は開放感と閉塞感!?

開放感と閉塞感

 

スカイ・クロラ 」を観てきましたー。いや、良かった! 何か、映画観終わった後、しばらく心に残っているような、そんな映画でしたね。抜けるような開放感と、それでいて妙な閉塞感を感じた作品でもありました。

 

「人間が生きる」ということに対して、疑問を投げかけてる、そんな感じですかね。基本的にはキルドレっていう、思春期の姿したまま、生き続ける人たちの話なんですけど、そういう人たちって、少なくとも今のところは現実にはいなくて、そういう人たちの人生語られても、それは完全な絵空事のはずなんだけど、現実の人間にもフィードバックしてくるような、そんな不思議な作品ですね。そう、それでキルドレって人たちは基本的には死なないんです。延々と生き続ける。毎年毎年同じようなことの繰り返しで、記憶が混濁してくるみたいです。それって、多分円環の中に閉じ込められてるみたいで、すごい退屈な世界だと思うんです。作品を覆う閉塞感はそこから来てるのだと思います。抑えた台詞、演技、やたらだだっ広い舞台設定など、様々な演出がその閉塞感を感じさせるのに一役買ってます。ただ、僕は開放感というものも感じてしまいました。多分、それらの演出が逆にそういうものを感じさせたのだとも思いますし、僕自身、割に退屈な日常というものが好きだったりもするからかもしれません。大学の時なんか楽しかったもんなー。…何か実になったものもあんまなかったけど(^^;;

 

それで、主人公はそれでも、同じような人生でも「全く同じ人生」はないって(多分)、そういうことを見せるために自分の(自分たちの)運命とも言うべき相手に挑んで行くんですけど…負けてしまいます。そしてまた「代わり」の人が来て、同じような日常が繰り返されていくんだと思うんですけど、なんと言うか、その、自分たちの存在というか、生命というか、そういうものを何とか肯定したいっていう、その執着というか、生命力というか、そういうものも感じたように思います。

 

あと、声優陣が良かったですね。特にいい意味で気になったのは谷原章介 でした。

 

それから、押井守宮崎駿って好対照なんだな、って思いました。全てにおいて真逆って感じがします

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