12月26日に今年二回目の教授ピアノコンサートに行ってきました~! 一年に二回も教授のソロツアーがあるなんて、なかなかあるもんじゃございません(つーか初めて?)。しかも今回、なんと、なんとなんと、フィーチャリング(フューチャリングじゃない。未来になってしまいます)大貫妙子じゃあないですか! いや、すごいッス。個人的に、少なくとも女性ボーカリストとしては三本指には入るであろう、お人ですから。これはもう、ピアノ&ボーカルとしては俺の中で最強コンビですっ!
というわけでコンサートなんですけど、春先と会場は同じ東京国際フォーラムホールCだったんですけど、今回は前から17列目でした。結構近い!しかも右側だったので、教授の鍵盤の手元が見えました。でも、詳しく見るには遠かった(^^;; やっぱオペラグラス持って行くべきでした。
で、曲の方は最初の何曲かは「out of noise」からの選曲で、これはちょっと正直キツかったかな、と(^^;; あのアルバムってCDで、もっと言ってしまえばiPodでイヤホンして聞く分には結構いいけど、ライヴでやるにはかなりキツい曲が多いと思います。何か、最近の教授は「曲」というよりは「音」を追求しているみたいなのですが、でもそれって、相当「行きすぎ」ちゃってる人じゃないと楽しめないと思います。
で、それ以降は「曲」の方に重きが置かれている曲を多くやってくれました。でも、更に欲を言ってしまうと、もうちょっとサントラの曲が聴きたかったかな、と(^^;; 僕は実は教授のピアノ曲の中でも映画のサントラ用に作った曲が好きなんです。今回やってくれたのは「High Heel」と「The Last Emperor」、あとは「Merry Christmas Mr.Laurense」だけでした(確か)。教授作曲以外では「1900」もやってくれました(これは嬉しかった)。こうしてみると、やはりサントラの音楽は訴求力が違うというか。教授って自分でも言ってたけど、人に頼まれた仕事だとある意味「無責任」になれて、意外にいい曲が作れることが多いみたいです。自分だと恥ずかしくてできないコード進行とかでも人の曲ならできるという。いわゆる「ベタ」ってやつですか(^^;; でも、それが良かったりしますからね。ベタは最高です。
それからやはり大貫妙子なんですが、10曲近くやった後での登場となりました。全部で7曲くらい歌ってくれたのですが、やはり、いい! 素晴らしかったですね。教授ってはっきり言ってそこまでピアノ上手くないですが、それでも響きというか、個人的にはすごく好きなんですね。その上に大貫妙子のあの声が乗っかるわけで、これは良くないはずがない! やはり僕が聴いたピアノ&ボーカルでは、もう、群を抜きすぎてますね。ここまで威力あるか、って感じでした。何でも、来年また二人でアルバム作るみたいなんで、そのアルバムを引っさげて、二人でツアーに出て欲しいです。今回は曲で言うと「鉄道員」と「Tango」をやってくれたのがすごく嬉しかったです。「Tango」は予想できたとして、「鉄道員」をやってくれるとは…。美雨ちゃんとはまた違った美声で、あの名曲を聴けたので、すごく嬉しかったですね。
そんなわけで、教授と大貫妙子、最高でしたっ! また、やって下さい! 是非に!!