azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

World Happiness 2013はやっぱりYMOキタ!!


azzurriのショッピングレビュー-World Happiness 2013


今年もWorld Happinessに行ってきました。今年からはYMOは出演しない、ということで、正直行こうかどうしようか迷ったのですが、The おそ松くんズに惹かれて観に行くことにしました。事前の情報では矢野顕子坂本龍一が参加するということで、まさかの禁断の競演を期待したのです。しかし、答えから言うとやはりそれはありませんでした(^^;; まぁ、そりゃそうだよなぁ。でも、そこらへんの事情をどうも本当によくわかっていないらしい桃内さんから空気を読まない(というよりそもそも空気を知らない)発言が出て、そこらへんの事情をよく知っている咲坂さんがたしなめる場面は緊迫しつつも笑った。


さて、そんなワーハピ2013なのですが、自分的に特に良いなぁと思った出演者をピックアップします。


先ずはやはり高橋幸宏! new album「LIFEANEW」を引っ提げての今回の出演このアルバムは最近のエレクトロニカの流れからガラリと変わってのバンドサウンド。バンド自体はここ数年幸宏のライブではお馴染みのメンバーなので、特に新鮮味はないのですが、幸宏が選んだメンバーだけあって、やはりいいバンドでした。特に、芝生の上でゴザ引いて風に吹かれながら聞くには最高のサウンドだったように思います。アルバム自体も個人的にはすごく好きなアルバムですし、非常に贅沢な時間を過ごしました。


それからやはりこの人、矢野顕子! アッコちゃんのライヴを観るのはよく考えたら初めて。一曲目は清水ミチコからの流れで「丘を越えて」。清水ミチコ、ピアノも上手いし、すごくよく似てるけど、やはり本物は違う!(当り前だけど) 特にリズム感が違うなぁって思いました。あと、声の、何ていうか深さ。それにしても矢野顕子は鬼でしたね。音楽鬼。もちろん、良き鬼です。「いい日旅立ち」をカバーしたんだけど、あの曲をあんなにカッコよくするとはね…。原曲を遥かに超えちゃってます。あと、最後に「ひとつだけ」を聴けたのは本当に嬉しかったなぁ。


故あって、途中からになっちゃったけど、テイ・トウワも良かったなぁ。テイ・トウワ高橋幸宏同様new albumを引っ提げての出演。最後の「RADIO」では玉城ティナがゲスト出演。やはり、打ち込みだけだと物足りないけど、こうして生声がちょっとでも入ると全然違うんですね。それに玉城ティナはすごく可愛かったし。幸宏もいるんだから参加してほしかったですね。


柴咲コウも印象に残りましたねぇ。とにかくムチャクチャ綺麗だった! それはすごかった! ステージ衣装がまた可愛い、綺麗! それにねぇ、歌も上手かったんですねぇ。生であれだけ歌えるんだから大したもんだよなぁ。


大貫妙子も楽しみにしていました。「ピーターラビットとわたし」などゆったりしっとりした曲を多く歌ってくれました。このフェスにぴったりの曲が多かったと思います。騒ぐような曲じゃなく、大人っぽいしっとりとしたライヴ。こういうフェスもいいですね。まさにワーハピならでは。


奥田民生を観れたのも今回のハイライトでした。奥田民生の曲の中では特に好きな「イージュー☆ライダー」をギター一本生歌で聴けたのも嬉しかった。今回は楽しみにしていたアーティストが「聴けたらいいなぁ」と思う曲をすごく多く演奏してくれたように思います。そういった意味では個人的に超ラッキー。新曲の「風は西から」すごい良かったなぁ。ちょっと「イージュー☆ライダー」に繋がるようなところもある。


それから、今回一番盛り上がったのはレキシじゃないですかね。元スーパーバタードッグの池ちゃんが中心となるバンドで超盛り上がった。人を食ったトークでオーディエンスの心を掴んだ後は歴史ネタをファンクに乗せる超絶ノリノリ楽曲で会場はひっくり返ってしまいました。あまりに盛り上がって、帰りに紋付袴風のTシャツも買ってしまいました。


トリはもちろんThe おそ松くんズ。日本のロックシーンを根底から支えた人たちが入れ代わり立ち代わりステージに現れては演奏するというスタイル。色んな曲が演奏されたのですが、一番嬉しかったのは矢野顕子奥田民生のデュエットでの「ラーメン食べたい」ですね! この曲スゲエ聞きたかったから超嬉しかったですねぇ。しかもドラムは幸宏! 教授にも参加して欲しかったなぁ…。あとは民生ボーカルの「ダンス ハ スンダ」。この曲、大学の時バンドでコピーしたんだよなぁ…。そして! やはり来た! 事前アナウンスでは出演予定のなかった細野晴臣!! 今年もめでたく三人そろってしまったので、当然の如くYMOです! 最初は「Tibetan Dance」。そして、大ラスは「Fire Cracker」で幕を閉じたのでした。小林克也の「Japanese gentleman! Stand up please!」には燃えたなぁ。まさかデスラーの生声が聞けるとは思わなかった(伊武雅刀による台詞)。


そんなわけで様々な超ド級のオマケがついた今年のワーハピ。やはりこのイベントはYMOがいないからといって外すことのできないフェスかもしれません(結局来たけど(^^;;)。