azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

BEN FOLDS ORCHESTRA EXPERIENCEは超俺得コンサート!!

benfolds

先日、遂にBEN FOLDSのコンサートに行って参りましたっ! 初のBENソロコンサートです! 今回のコンサートはバンドではなくオーケストラコンサート。日本の東京スターオーケストラとの共演でした。ちなみに指揮者は教授のオーケストラコンサートでも指揮をされた栗田博文さん。


BEN FOLDSと言えば、あの叩きつけるようなパンクピアノのイメージがあるのですが、一方で繊細な曲を数多く作ってきました。そんなBENの繊細な面を楽しめるのではないか、また一方で乱暴なBENのピアノとオーケストラという異種格闘技戦のようなミスマッチな魅力も楽しめるのではないか、ということで色々と期待は膨らんでいました。そして当日、どちらの期待も現実のものとなったのでした!


先ず、冒頭からの30分くらい(自分の時間間隔ではそれくらい)はオーケストラのインスト曲。日本のアニメのサントラみたいな曲で、すごくカッコ良く、どことなく前衛的でありながらポップにまとめていて、そこらへんのバランス感覚はさすがですね。BENのピアノもすごくオーケストラに合っていて、やはり上手いですね。乱暴なだけじゃない(笑) 印象的だったのはピアノの弦を直接弾いていたことでした。教授なんかもたまに弦を直接叩くけど、それは前衛的な手法の域をでないものですが、BENはギターを爪弾くみたいに弾くんですね。ここらへん、前衛だけに終わらないポップな思考を垣間見る思いでした。自己満ではないんですね。ちゃんとお客さんに楽しんでもらえるよう、バランスを取っている。


そして一呼吸置いて、いよいよボーカル曲。最初の曲は『ZACK and SARA』! いきなりアップテンポの軽快な曲だったので、一気に盛り上がりました。あと特に印象に残ったところでは、僕がBEN FOLDSを初めて知り、且つ一番好きな曲『BRICK』。この曲を生で聴けるとは…。しかもオーケストラバージョン! ただ、この曲の持つ気怠い感じはバンドアレンジの方が表せるような気がしました。驚いたのが『One Angry Dwarf And 200 Solemn Faces』! まさかこの曲でオーケストラと共演するとはねー…! この曲なんてBENの乱暴なピアノの最たるものですからね。でも、アレンジもロックオーケストラという感じでめっちゃめちゃカッコ良かったです! この曲が一番盛り上がったかもしれませんね。


その他にも僕が大好きな曲ばかりやってくれて、ホントに俺得選曲でしたね。僕のiTunesは各アルバムから3曲だけ選抜して、超大好きな曲だけにして、僕の好きな音楽のエキスのようになっていて、BENのアルバム(BEN FOLDS FIVE含む)は全部で4枚計12曲入っているのですが、そのうち6曲を演奏してくれたという打率の高さ! この日はマジで奇跡の選曲でしたね~。


ちなみに今回、席は2ブロック目の先頭。前は座席ではなく通路だったので、若干距離はあったものの、めちゃくちゃ観やすかったです(^^)


それにしても、掛け声とか観客のコーラスとか、BENのコンサート定番の演出が結構あるようで、それを覚えたらもっと楽しめるだろうなぁ。…アイドルのコンサートみたいですね(^^;; でも、僕の中でBENはアイドル的存在だから、あながち間違っちゃいないかもしれないですね。うん、間違ってますね。