azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

Count Down Japan 09/10はYMOとPerfumeがちょっとだけすれ違い!!


azzurriのショッピングレビュー-Count Down Japan 0910


Count Down Japan に行ってきました~! もちろんお目当ては教授! 12/26にピアノコンサートに行ってきた ばかりなのですが、教授の出番は12/28なので、二日後にはまた教授が観れたという、ファンとしてはこの上なく嬉しいです。それからPerfume! 日本のテクノポップの始祖とも言うべき坂本龍一と21世紀型テクノポップの雄Perfumeのライヴを同じ日に観れるという、僕としては歴史的な一日なわけですから、この日は是非とも行きたかったわけです。付き合ってくれたDさん、Hさん、ありがとう!! しかもフェスということで、頑張ればかなりステージの近くで観れますから、これはホントに嬉しいですね。Count Down Japan自体は久々で、2005年以来 だから、4年ぶりということになります。そんなわけで、僕が観たアーティストをサクッと感想を言ってみます。


先ずは9mm Parabellum Bullet。一緒に行ってくれたDさんのお勧めで観ました。何も知らずに観るよりは、と思い前日にYouTubeでチェック(遅)。そしたら素晴らしいじゃないですか! ライヴも当然良かったです。やはり曲がいいですね。音的にはパンクなギターロックって感じなのですが、歌詞やメロディ自体は非常に歌謡曲を感じさせ、とても僕好みです。あとやっぱギターが上手い。歌も上手い。加えてベースのシャウトが素敵。山本リンダの「どうにもとまらない」もセットリストにあったのですが、あんまり違和感はありませんでした。若い子にも人気あると思うけど、おじさんにも好かれそうなバンドですね。


その次は本日の二大目玉の一つPerfume! やはりフェスですからね~。前の方で観たいと思い頑張って、前の方で観たのですが、すごかった…。人の頭や手でロクに見えねぇ(^^;; 画面の方を観るか、と思いそっちを見たらデカい男のムサ苦しい顔が邪魔してる…。でも、チラチラとは見えたし、前回の横アリ よりもはるかに近くで見えた(横アリの方がよく見えましたけどね)のは良かったですね。何より至近距離で盛り上がれたので楽しかった(^^)


で、次は筋肉少女帯。でもこれは途中からだったんだよな~。9mmとPerfumeを観てた時セーター着て行っちゃって、むちゃくちゃ汗かいてビッチャビチャになったので、フェスT買いに行ったんです。風邪ひくよりはマシ、と思い筋少はいっかな~、と思ったのですがやっぱり観たいので、観に行きました。そんな感じで途中からだったけど、やっぱ大槻ケンヂは面白いし、盛り上げ方も上手い。それから曲もカッコ良かったし、演奏が上手い。キーボードの人は三柴江戸蔵だったのかなぁ。


そらから、佐野元春。日本のロック・ポップス史にザックリと足跡を残した人ですからね、観たのですが、結構面白かった。先ずバックバンドが上手い。スゲエカチッとした演奏する。それから佐野元春の燃えてるんだかクールなんだかわからないノリが面白かった(^^;; 後はヒット曲をほぼやらなかったのがカッコ良かった。正直佐野元春ってよく知らないんだけど、ほとんど最近の曲じゃないかなぁ。現在進行形の俺を見てくれ、っていう感じだと思うんですけど。過去にすがらない感じがいいですよね。


そしてこの日の二大目玉のもう一つ、坂本龍一!! MIDIピアノと連弾ということで、二日前に見たコンサートとは全く違う感じでした(ツアーではピアノ一台だった。教授のライヴでは珍しい、同期なしでした)。ツアーと被っていたのは「美貌の青空」と「amore」だけで、他は全部違う選曲。「Tibetan Dance」「Thousand Knives」「Happy End」と俺の好きな曲ばかり演奏してくれました(^^) そして何と言っても焦ったのは「Behaind The Mask」ピアノver.!! うおっ! スゲエ!! 教授、大サービスですね。これも「/05」に入れて欲しかったです。なんと言うかピアノ曲って言うと「美しいメロディをゆったり弾く」というイメージですが、実はピアノって打楽器で、結構荒々しい楽器なんですね。で、この日の教授はグルーヴのあるピアノを多く弾いてくれて、それがすごく良かったですね。ピアノのイメージを変えるというか。ちなみに「Thousand Knives」はアレンジを変えてありましたね。途中、旋律を輪唱みたいな感じで追って行くのですが、それがムチャクチャカッコ良かったです。そんな感じで音色はピアノだけ、というフェスではかなり異様な光景だったのですが、他のバンドが競い合うように爆音を鳴らし、音楽を聴きに来てるのか騒ぎに来てるのかわからない状況の中で、逆に「音楽を聴くとは何か」を問いかけてるようでなかなか感慨深いです。もっとこういうしっとりした曲をやるアーティストがいてもいいのかな、と思います。最後は「戦メリ」で終わったのですが、この時の映像がすごく良かった。最初に「戦メリ」聴いたのは、確かラジオだったと思うんですけど、ラジオ点けたら曲の途中から流れてて。途中からだったからタイトルとかわかんなかったんですけど、その時のイメージが何となく雪のイメージがあって。まぁ、映画音楽で南方の話だから多分教授の中では雪のイメージなんか全然なかったと思うんだけど。でね、その時のイメージがまさにこの時の映像のイメージだったんです。映像自体は雪っぽい光が流れていくだけなんだけど、「ああ、まさにこんな感じ!」とか思って、えらい感慨深かったですね。この日の映像は他にも全体的に良くて、「Behind The Mask」の時は歌詞が表示されたりしました。あと、努力の甲斐あって、前から3列目で観れました(^^) こういう位置で観れたのは通算3回目。ピアノの生音が聞こえてきましたからね。やはりピアノコンサートは前で見ないとね。


で、最後はくるり。初っ端から「ワンダーフォーゲル」で幕開けだったので期待したのですが、割に地味目な選曲でした。「ばらの花」をやってくれたのはすごく嬉しかったんですけどね。途中ユーミンが出演するというサプライズもあったのですが、ユーミンとのデュエットの曲は正直そんなにいい曲だとは思えなかったし、全体的に少々消化不良だったかなぁ…。前回のCount Down Japanはくるりでカウントダウンして、その時のライヴがむっちゃくちゃ良かったので、それと比較しちゃうとね。でも、年の瀬、最後のライヴはくるりで締められたのは良かったと思います。


そんな感じでCount Down Japanを観に行ったんですけど、やっぱいいフェスですね! 出店も美味しそうなの多かったし、休憩所も充実してるし、オブジェも楽しめたし、何より屋内で快適だったし、もちろんライブも良かったしで、スッゲエ良かったです!