No Nukes 2017に行ってきましたー。このフェスに参加するのは3回目ですねー。というわけで、ライヴの感想書きまーす。ちなみにぼくは1日目に行きました。
最初は司会の渋谷陽一が登場。こういうイベントを手がけるんだから意外にも熱い人なのかなぁ、と思います。そしてその渋谷陽一に紹介されて教授が登場! 去年の健康音楽以来の教授はライヴではなく、まさかのトーク。
そしてライヴが始まったのですが、トップバッターはゴッチ。最初はインプロビゼーションと詩の朗読だったけど、こういうのはやっぱつまらないですね(^^;; でも最後二曲はアコースティックで弾き語り。これはさすがに良かった。バックのキーボードとエレキギターも良かった、上手かったです。やっぱゴッチはソングライティングの素質ありますね〜。ソロのアルバムも買ってみようかな。
次はヴェテラン麗蘭。カッコよかった! ロック、だけど演歌ロック。だと俺は思う(笑) まぁ、演歌っつーか「日本人の歌」ですね。演歌も日本人の歌の一形態。日本人が魂込めて歌うといわゆる「演歌っぽくなる」と俺は思います。特に「紅」という歌にはグッときた。チャボはいつまでも変わらないしカッコいい。あの掠れた渋い太い声がいい。チャボは熱いなぁ。観客も取り込んじゃって、超盛り上がった。残念ながらこの日は平日ということもあったのか、客の入りはすごく悪かったけど(二日目は人気バンドがいっぱい出たのでソールドアウトだったらしいです)、少ない観客の前でも超全力投球。盛り上がった我々オーディエンスは最後の追い出しBGMでも手拍子w それに合わせてチャボはダンスを踊ってまった更に盛り上がる。めちゃくちゃなエンターテイナー。
そしてこの日の俺的目玉、坂本龍一+UA! いや、もう、ホンット最高! 渋谷陽一が冒頭で言ったように、今日このパフォーマンスを観た人は勝ち組(笑) この二人の歌とピアノは合うと思います。アルバムを出して欲しい。教授はやっぱり綺麗なピアノを弾きますねぇ。UAは掠れたような高い声をジャジーに綺麗に出す。教授のピアノの上に乗るUAのボーカルは本当に合ってました。またセトリも良かったですね。二曲目の「Under Cooled」では泣きそうになってしまいました。ちなみに原曲では二故で弾いてたメロディをUAが詞をつけて歌いました。大貫妙子の「3匹のくま」もそうだけど、教授のインスト曲に詩を着けて歌うとホント名曲になる。むしろオリジナルを凌駕する。やはり人の言葉、声って偉大なんですね。そして続く3曲目は「Zero Landmine」! この曲をライヴで聴くのは初めてでした。やはり良い曲。そして、MCで言ってたんですけど、この日はUAの一番上の子の二十歳の誕生日だったそうです。その子どもに宛てたであろう歌をその後歌ったんですけど、その曲もグッときましたね。思いが伝わるというか。そして最後の曲は戦メリ! これはデビシルのメロディとは違うUAオリジナルのメロディでした。これも良かったですねぇ。何度も言いますがセルフカバーアルバムでいいので、マジでCD出してほしい。
そして次の斉藤和義は残念ながらバンドではなくギター一本の弾語りだったんですけど、却ってこっちの方が彼の曲、詞の良さと歌を堪能できたので、良かったかもしれないです。そしてまた斉藤和義も良い曲を書く! 特に新曲が良かった。フォークのような感じ。
最後のACIDMANなんですけど、翌日仕事があって、朝早かったので、残念だけど聴かずに帰ってしまいました。
そんな感じで、このフェスはやはり力のあるアーティストばかり出るので、今回も聴き応えがありました(^^) 次回開催されたら、やっぱり行きたいですねー。