azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

上條淳士原画展「LIVE」は超スタイリッシュ!!

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To-y』という漫画があって、もう30年も前の作品なんですけど、僕が「漫画ってカッコいい」と初めて思った作品です。漫画はもちろん好きだったんだけど、「カッコいい」って思ったのは初めてだったと思います。それまでこれだけスタイリッシュな作品ってなくて、僕の中で革命が起きたくらいの作品だったんですね。いや、まぁ他にもあったかもしれないけど(例えば作者の上條淳士自身は江口寿史に多大なる影響を受けたって言ってます)少なくとも僕の中では初めてだったし、確かに前任者はいるかもしれないけど、これだけ都市的なスタイリッシュさを全面に押し出した作品ってなかったと、やっぱり思うんですよね。


以来上條淳士の絵が大好きなんですけど、吉祥寺のリベストギャラリー創にて催された原画展に行ってきました。何でも主人公・藤井冬威がデビューしてから今年で丁度30周年ということで、それを記念してのことだそうです。また、今年はそんな感じでメモリアルイヤーということで、漫画『To-y』も復活! 12月より順次刊行する予定とのことで、未読の方はこの機会に読んでみてもいいのではないかと思います。


で、原画展なのですが、先ずは絵をじっくりと見て、ふた回り目は気に入ったものを写真に撮らせていただきました。とにかくホントに絵、というよりは原稿が綺麗で、何かのインタビューで読んだんですけど、上條氏は原稿そのものも「作品」として捉えているということで、極力原稿を汚したくないそうです。だからホワイトもなるべく使わず、間違えたらナイフで削る、と言っていました。


実際にはホワイトも結構使っていたのですが(さすがにそりゃそうだ)、「これは自分で描いているのだろうか? コピーなのではないか?」と思ってしまったくらい綺麗でした。ただ、背景とかはそうかもしれないですねー。でも、コピーであっても、コラージュのセンスは抜群。センスの高さは疑いようがありません。(違っていたら申し訳ないです)。


この原画展のグッズとして、To-yのデビューライブのロックTシャツが販売されていたのですが、残念ながらM寸は売り切れで通販で買うことに。代わりと言ってはアレですが、ポストカードを買いました。この時の売り子さんに、在廊中の上條氏のサインを勧められたのでサイン列に並んだのですが、この時の売り子さんがめちゃくちゃ可愛い上に愛想がいい上に感じ良くて焦りました。さすがに上條氏の個展は違うなーと、妙なところでも感激してしまいました。


で、上條氏にサインをもらい、そして握手をする時に「自分の中で漫画ってカッコいいって思った最初の作品です」と告げました。自分の思いのたけを作者に直接言える機会なんて滅多にないですからね。それを思うと、とても幸せな瞬間だったように思います。そしたら喜んでくれて、「また遊びに来て」と言ってくれました。


それはもう、ホントに嬉しかったです。


toytoy back
後日、郵送で送られてきたトーイデビューライヴTシャツ!!