azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

「ALWAYS 三丁目の夕日」は作りかけの東京タワー素晴らしい!!

 笑って泣けた

 

ALWAYS 三丁目の夕日 」を観てきました。いや~、良かった。泣けた。

 

昭和の東京の街並みをCGを使ってなるべくリアルに描き出そうという試みが非常に好きだったのですが、町自体はよく描けていたと思います。特に東京タワーが作りかけってのが、非常に良かった。僕が好きな作家で長野まゆみ という人がいるんですけど、その人の「三日月少年の秘密」という作品で東京タワーができるくらいの時代、まさにこの映画と同じような時代が描かれてるんですけど、その感じがすごい好きで、東京なんだけど全然異世界って感じで。だからこの映画の予告編見た時、作りかけの東京タワーが出てきて「おお」と思ったりものでした。

 

で、最後に東京タワーが出来上がった時は高ェ高ェ。昔は東京も建物が低くて、空も高かったんですねぇ。身長50mのゴジラよりもデカいビルなんてなかったですもんねぇ。まさか東京タワーが他のビルの間に「埋もれる」なんて思ってもみなかっただろうなー。劇中で星空が見えるんだけど、それもまた今となっては望むべくもない東京での風景ですよね。まぁ、そんな感じでCGは良かったとは思うんです。やっぱり絵だな~ってわかってもそこは「書割」だと思えば許容範囲。でも、人をCGで描くのははっきり言って愚行だった。だって、ロボットみてーな動きなんだもん。背景をCGで描くのは全然ありだけど、人はCGで描いてはダメだと思います。

 

物語自体はなかなか、泣けて笑えて、非常に良かったと思います。やはりマンガ原作の映画化ということで、細かい話のオムニバスといった感じでした。よく考えればかなりベタな展開だったけど、それもOK! ベタはグレートだっ! ベタな展開で泣けるってのは役者のパフォーマンスも良かったと思います。子役の演技は所々微妙ではありましたが、全体的にいい役者使ってるなーと思いました。

 

基本的には性善説に基づいて描かれているので、出てくる人が全員善人(少なくとも完全な悪人はいない)で、かなり爽やかに物語は展開していくのですが、氷屋さんのように、変化していく時代の中でどうしても取り残されていってしまう人たちや、戦争の爪あとがまだ残っている場面などを挿入することで、ただ単に「あの時代は良かったなぁ~」的な話に陥らずに、作品に陰影を与えていると思います。そのあたり、製作者の心意気みたいのをちょっと感じました。家族で楽しめるエンタテインメント作品の中ではギリギリの所で昭和33年の時代を出来うる限り描いていたのではないでしょうか。

 

まぁ、そんな感じで非常に良かったですね。最近は邦画が元気いいのではないでしょうか。