「WALL・E 」を観てきましたー。そう、「ウォーリー」とは英語で表記すると、「ウォール・E」なんですねー。ウォール・E、それは「E壁」。Eの壁? Eって何? …EVA ? ってことは「EVAの壁」? EVAの壁っつったら「ATフィールド 」しかないじゃあないですかっ! そう、「WALL・E」とはATフィールドのことだったんですねェー! じゃあ、何かい? あのWALL・Eは実はヒト型決戦兵器なのかい? そういえば、どことなくヒト型のような、そうじゃないような…。どちらかっつーと、ガンタンク ですな。そうかー、WALL・EはATフィールドだったかぁー。あんな人懐っこそーな感じなのに誰もが持ってる心の壁を持ってるとは、ちょっと切ないですね。
ま、そんな戯言はさておき、「WALL・E」観てきたんですけども、まぁ、ファミリーピクチャーですな。まんまな感想ですが(^^;; 特に深い感動があるわけでもなく、でもショッキングなシーンもなく、まぁ無難にそつなくまとめてある。そんな感じですかね。だから、家族で安心して観られる、という点では非常によくできていると言えるでしょう。設定的には、人が地球に住めなくなって宇宙で暮らす、というもので、まぁよくある感じ。「カウボーイ・ビバップ」もそんな感じだし、昔買った同人誌にも人がいなくなった地球にロボットだけが住む、というまんま同じ設定のものがありました。何か大元となるSFの古典的な小説があるんでしょうか? それから最後、WALL・Eが壊れて、イヴが直したものの、過去の記憶がなく、元の感情のないロボットになってしまう(でも最終的には元の感情を持ったWALL・Eに戻る)というくだりがあるんですけど、個人的には「To Heart 」のマルチ話を思い出してしまいました(^^;; ただ、感動度は圧倒的にマルチの方が上ですが。まさかエロゲーやって泣きそうになるとは思わなかったもんなー。余談ですが、WALL・Eがブッ壊れたのって何のパーツが壊れたんでしょうか? 形状的にはハードディスクじゃなかったけど、記憶がなくなるってことはやっぱりハードディスクなんですかね?
ただ、絵、というかCGはすごかったですね。最初セットかと思ったもん。キャラクターも良かったと思うし。最近のディズニーアニメのキャラデザインはホントひどいのが多かったけど、これは素晴らしいと思います。WALL・Eはもちろん、イヴもすごくいい! あのどんな構造になってるのかさっぱりわからないところもナイスです。首と胴体がくっついてねーもんな。あと、表情もね、ある意味WALL・Eよりも可愛らしいというか人間臭いというか。焦ったり、怒ったり、気の短い優等生の女の子って感じ。何かすごい可愛らしかったですね。動きもいいですしねー。まぁ、そういうロボットの可愛らしさだけでも観る価値あると思います。