遂に、因縁の坂本真綾のライヴに行ってきましたー!
何がどう因縁かというと、去年坂本真綾関連のライヴに二回行く予定だったのですが、結局二回とも観れずじまい。真綾ちゃんのライヴチケットはそこそこプラチナなんですけど、ちゃんとゲットして、僕は観る権利を持っていたのですよ! それなのに観ることができなかった! しかも2回も!! これを因縁と言わずして何と言おう?
最初のライヴは忘れもしない去年の4月25日。前述のように真綾ちゃんのライヴはなかなかチケットが取れません。僕自身ひっさびさにチケット取れてすごく楽しみにしていました。しかも20周年記念ライヴ! しかし行けませんでした。なぜなら日にちを一日間違えてたから…。どういうわけか、すっかり26日だと思っていて、出かける前にチケット確認したら(←遅すぎる)既に昨日…。どうすることもできない無力感に襲われました。5と6って、形似てるよな。
そして二回目はWorld Happiness! 僕の一番好きなフェスで、そこに坂本真綾が参戦するという! これは僕の中では超ビッグイベント。幸宏たちと同じステージに真綾ちゃんが上がる! これは僕の中で歴史的邂逅です。もう喜び勇んで会場に向かいました。会場はすでに盛り上がっている。日付は間違いない。今度こそ真綾ちゃんに会える! しかもワーハピの晴れ舞台! チケットを鞄から出…出…出せない! 忘れた! というわけでチケットを家に取りに帰っている隙に真綾ちゃんの出番は終わっていたそうな。
そんなわけでもう真綾ちゃんのライヴを観ることはないだろうと諦めたのですが、20周年記念のライヴツアーに追加公演が出たということで、最後にもう一回チャレンジしてみるか、ということでチケットを申し込んだら、運よく当たりまして、またしても行ける権利を手に入れました。しかし、そこは因縁の坂本真綾。当日まで本当に行けるのかどうか半信半疑の疑心暗鬼でした(←うまい)。
そして、遂に行けたのです! 中野サンプラザ! 席はかなり後ろだったのですが、そこは箱が狭い中野サンプラザ。結構よく見えました。そして何と言っても真綾ちゃんの声が素晴らしい…。もう、ホント感動でしたね。
今回ライヴを観ていて思ったのは、坂本真綾はいつまでも「少女」だなぁ、ということです。デビューして20年。松坂世代の真綾ちゃんももう35歳です(まぁまだ若いですが)。でも声質というか、存在感というか、やっぱり真綾ちゃんには「少女」を感じてしまいます。この感じは誰かに似てるなー、と思ったらあの人でした。原田知世。彼女もいつまでも「少女」ですねー。
曲の方は最近のアルバムは買ってなかったので(買わなきゃ)、知らない曲ばっかりだったけど、カッコいい曲やいい曲のオンパレード。やはり優れたアーティストだなぁと思います。昨今、歌を歌う声優は多いですが、間違いなく真綾ちゃんが一番ですね。
また、真綾ちゃん曰く「自分は暗いので全曲バラードでも平気」というくらい自身はバラード好きなのですが、実はこの『地味な』バラードコーナーが素晴らしかった! より正確に言うならアコースティックコーナーだったのですが、アレンジも良かったし、真綾ちゃんの綺麗な声質がより生きてるように思いました。
今回のツアーはさっきも言った通り20周年記念ということで、僕が行き損ねた埼玉スーパーアリーナのものとは表裏一体のもう一つのライヴ、ということでした。向うが派手な選曲が多かったのに対し、こちらは地味だけど真綾ちゃん自身が気に入っている曲を選んでみたそうです。だから、同じ20周年ということもあるし、自分の中ではリベンジは果たせたかな、という感じです。
あと印象に残ったのは、光の演出が殊の外素晴らしかったですね。ライヴの演出でこれだけ照明がカッコよかったのは初めてかもしれないです。あの光の中で歌う真綾ちゃんは本当に綺麗でした。