azzurriのショッピングレビュー

azzurriのショッピングレビュー

僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

「DOWN TOWN/やさしさに包まれたなら」は坂本真綾の実力再確認!!

Down Town

 

日付変わって、今日は3月31日、坂本真綾の誕生日です。真綾ちゃん、誕生日おめでとー!!! \(^0^)/ 去年は誕生日記念武道館ライヴに行ったんだよなぁ。あれは素晴らしいライヴだった。

 

そんなわけで、坂本真綾のシングル「DOWN TOWN/やさしさに包まれたなら」について、思ったことを書きたいと思います。このシングルは坂本真綾にしては珍しく全曲カバー。しかし、そのラインナップが素晴らしい。「DOWN TOWN」はSUGAR BABEのあの名曲、「やさしさに包まれたなら」は「魔女宅」の主題歌としてもおなじみ、そして三曲目が渋い! フォーククルセイダーズの「悲しくてやりきれない」。この曲はおおたか静流矢野顕子もカヴァーしてますね。

 

アレンジャーもすごくて、「DOWN TOWN」は服部隆之! 来ました大御所。そして「やさしさに包まれたなら」はDEPA PEPE! これも頷いてしまう人選! 「悲しくてやりきれない」はSOIL & "PIMP" SESSIONSからのピアノトリオ・J.A.M。彼らのアレンジが素晴らしかった。原曲よりもいいくらい! それにしてもすごい面子ですね~。

 

こうして見ると、真綾ちゃんの歌手としての活動はすっかり「アーティスト」って感じですね。最近は声優として有名になると歌手としてもデビューする人多いけど、多くは「声優」の延長線上としての活動のような気がします。水樹奈々もすごくカッコいいと思うけど、やはり「声優が歌ってる」というイメージは否めないと思う。だけど、真綾ちゃんは「声優」という範疇から完全に逸脱してると思う。確かにこのシングルだってアニメの主題歌だけど、あんまりアニメの主題歌っぽくない。それは意見が分かれるところだと思うけど、声優が歌うアニメの主題歌はやはりどことなく「アニメの主題歌」って感じがする。

 

で、今回のシングルはさっきも言ったように全曲カヴァーなのですが、それだけに歌手・坂本真綾の力が問われると思うんだけど、やっぱこの人素晴らしい! 真綾ちゃんの歌はホントにいい! 声質の良さは折り紙つきだけど、更に以前にも増してうまくなった。ホントすげえなぁって思います。そりゃ天才・菅野よう子が惚れこむわけだ。ここまですごい歌手に育つことも予測していたのではないだろうか。最近の真綾ちゃんには風格すら感じる。そう、この人の歌は他の人とはなんか違うんですよ。歌のうまい感じも他の人とはちょっと違うし。声質的には細い声なんだけど、パワフルで伸びのあるボーカルだからかなぁ。線の細い声の人は綺麗なんだけど、今ひとつパワーに欠けたりする。パワーのある人は綺麗さがあるとは言えない。その両方を兼ね備えてるからかなぁ。あと、あれかな。この人の声には「清新さ」があるかな。なんか、清らかな感じというか…そう言うとチープだけど(^^;;

 

 とにかく、今回のカバーシングルで、坂本真綾の歌手としての実力、資質を改めて感じたのでした。