azzurriのショッピングレビュー

azzurriのショッピングレビュー

僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

SUMMER SONIC 2019はYSTK祭とビーチまさやん祭!!

summersonic2019.jpg
今年もサマソニ行ってきましたー! 今回のお目当ては、ありそうでなかったフェスでのヤスタカ祭! YSTK FESTIVALです!!
 
おそらくは今回初めて、同じフェスにPerfumeときゃりーちゃんが同日に出演するという。今までは同じフェスに出ることはあったのですが、ことごとく日付が違っていました。何かの意図があるのではないかというくらい被らなかったのですが、今回、僕が知る限りでは初めて、このヤスタカ組のお二方が同時出演するということで、これは是が非でも行きたい!と思い行ってきたのです。そして更に今回、新規YSTK組参入アーティストと言っても過言ではない、Kizuna Aiも出演! YSTK組が三組も同じ日に同時出演! しかもKizuna Aiときゃりーちゃん(正確に言うと中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅ)が同じステージに続けて出演するという豪華リレー! これは上がりましたね~。
 
というわけでヤスタカ祭りなんですけども、先ずはトップバッターはKizuna Ai! YSTK組だけではなく、この日のRainbowステージのトップバッターでもありました。しかし、残念ながらKizuna Aiが歌ったヤスタカ楽曲は『AIAIAI』だけでした。しかしながら、その他の楽曲も結構良曲多し! 今後のアーティスト活動にも期待大です。
ステージには巨大なスクリーンがあって、そこにキズナアイが投影されたのですが、キズナアイが映されていたのは舞台とスクリーンのギリギリの際。つまり、キズナアイがあたかもステージに立っているように見える演出で、おそらく大きさも設定通りの158cmだったのではないでしょうか。だから、後ろの人はあまりよく見えなかったのではないかな(^^; 前に来といて良かった~。また、動きがえらい生々しかったですねぇ。その映像技術もすごいのですが、あれは中の人が実際リアルタイムで踊っていたのでしょううか? ダンスなかなか良かったですね。そんな感じで、CGなんですけど、実存感のあるステージで、そこも楽しめました。
 
で、続くステージは中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅ!! きゃりーちゃんだけでも上がるのに、今回は御大・YSTKもDJプレイで参戦! 初めてのご尊顔を拝見したのですが、カア~ッコ良かった! さすがは御大! あの名曲群を生み出し続けている人はめちゃくちゃイケメンでもありました。COOL!!! ステージのセット替えの時、Kizuna Aiの時に使用したスクリーンを上方にえっちらおっちらと上げて行って、そのまま使用。スタッフさんが大変そうでした(^^; そしてDJセットに加え、その手前に簡易ステージが設営されました。この上で主にきゃりーちゃんは歌い踊ったのですが、高いところにあるからよく見える見える! これは新設設計でしたね~。
 
きゃりーちゃんは、普段のきゃりーちゃんの、彼女独特の世界観を重視した時のパフォーマンスよりもDJセットでのライヴハウス的なパフォーマンスの方が盛り上げ方が上手いように思いました。彼女のフロントマンとしての資質がより発揮されるというか。よく考えたら、このグループアイドル全盛の時代、ソロ名義で活躍しているわけですから、実は稀有な存在なんですよね。
 
そして、ステージもラストに近づいたところでまさかの、というか、やっぱり、というか、Kizuna Aiを召還しての「キズナミ」。Kizuna Aiは上方に移動したスクリーンからの参戦! いや~、これにはシビれましたね~。ヤスタカはデジタルの世界との親和性が非常に高いので、キズナアイは非常に好相性。また、きゃりーちゃんも原宿のアイコンとして、どちらかというとキャラクター的存在。だからこの二人も親和性が高いと思うんです。親和性の高いお三方の競演ということで、これは素晴らしステージでした。そして最後、きゃりーちゃんがステージはける時の「私もPerfumeのステージ行きまーす!」の掛け声と共に我々は千葉マリンスタジアムへなだれ込んでいくのでした。
 
Perfumeは初めてのスタジアムでのアリーナ観賞だったのですが、残念ながら既にアリーナ一帯は黒山の人だかり。後ろの方だったし、スタンドの方が見やすかったかなー(^^; ただ、割と正面から観たので、横アリの時は横から観ていた『エレクトロワールド』などのreframeセットの曲はその全貌が見えた感じ。特に『エレクトロワールド』はあのカッコいい俺好みのCGがよく見えました(^^) ただ、やはりPerfumeのステージは近未来的な世界観が重要なので、それは閉じられた暗闇の中でこそ生きるのかなぁ、とも思いました。明るい昼間の屋外の、特にスタジアムのような巨大な箱では親和性は低いのかな、とも感じた真夏の真っ昼間の千葉マリンでした。いや暑かった(^^;
そんなわけで俺の中でのYSTKフェスは幕を閉じたのですが、昼食を挟んで、今度はビーチのまさやん祭がはじまったのです。
 
Beachステージに行くと、あまり人が集まっていない。しかし本番が始まるとわらわらと人がやってきて、えらい盛り上がりました。そう、やはり山崎まさよしは客の盛り上げ方がうまい! この日はきゃりーちゃんもすごかったけど、まさやんは更にのその上を行きました。さすが実力派ベテランです! 
 
先ずは一言目、「暑い」で笑いを誘い、そしてルーパーを使った一人全役演奏で客の心をガッチリ掴む。そのルーパーを使った逆再生の挨拶で爆笑を誘い、もう完璧。そして「この暑いステージの中、バラードをやる気持ちがわかるか? でももう一曲バラードやります」と笑いを誘った後の「one more time, one more chance」。この時の盛り上がりがすごかったです。周りの人達みんな喜んでいました。皆この曲が名曲であることを知っているんですね。夏に関係する曲なので、やはり夏の浜辺のステージにハマりまくっていました。そして改めて本当に良い曲だなぁ、と思いました。この曲をあの時にあの場所で生で聴けたのは本当に嬉しいことでした。その後も、口ドラムからのルーパーなど、飛び道具を使いつつ、確かなギターテクニックと歌唱力で聴かせ続けたまさやん。やはりこの人、本当にギター上手いしカッコいい。存在感がマジでヤバい。そしてお洒落。そして最後の曲はみんなが待ってた『セロリ』。最後の最後、盛り上がりは最高潮! ラップではめちゃ盛り上がりました。この曲も夏に関連した曲だし、曲調もビーチに合ってる。この曲がこの日一番俺の中で最高に上がり、最高に多幸感を感じた瞬間だったかもしれません。
 
ビーチでの山崎まさよし、最強!