昨日、ポールのコンサート行ってきましたーッ! 前回の公演から二年。間を開けずに来日してくれたのはホンット、嬉しい限り。本音を言えば、毎年来て欲しいなぁ(笑)
さて、今回の座席をチェックしてみたらスタンドだけど割と近め。前回のドームは四階席ということでめちゃめちゃ遠かったですからね。ホントにS席か?!ってな感じで。だから今回は楽しみにしていました。ただ、若干気になったのはサイドらへんのポジだったということ。以前、一回超真横、ってのがありましたが、でもそこも距離的には近くて、結構よく見えたのを覚えています。
で、当日。雲行きが怪しい天候の中、ドームに足を踏み入れると、まさかのレフトポールで網網でポールが隠されるという…(^^;
そんな駄洒落ガチでいらねぇ!(怒)
あー、マジかー…。
それを思うと篠塚にも因縁を感じますねー。
(※昨今の球場の両翼のポールのフェンスは巨人・篠塚がヤクルト・内藤から打った疑惑のホームランがきっかけです。ボールはライトポールのファール側を通過したのですが、審判の誤審によりホームランとなってしまいました。これにより、「網に当たりゃホームランだろ?」と白黒ハッキリさせるためにポール内側にフェンスが付けられたのでした。この疑惑ホームランがなければ、今回網越しにポールを観なくて済んだかもしれません…)
更に、ポールがピアノのところに行くと丸々見えねぇ…。その時はステージ横のスクリーンで確認するしかなく、最早ライブビューイングなんじゃねぇか、という…。こんな近くなのに…。
今回のサイドポジションはかなりなハズレサイドだったと言わざるを得ないですね(泣) ステージのレイアウトが楽器をかなーり奥に配している感じ。悪い予感が当たってしまった…。ハッキリ言って、過去最悪の座席でした。
確かに近い方がいいとは思ったけど、こんな近さはいらねぇよ東京ドーム! こんなんだったら、まだ前回の四階席の方がマシだったよ! ハァ~ア…。
しかし、双眼鏡で覗くと、レフトポールの網網もさほど気にならず、そこは「距離は近い」ので良く見えました。そして、ポールのギター弾き語りのコーナーではステージ前方に出て来たので、レフトポールに邪魔されず、それはさすがによく見えましたねぇ(^^)
さて、肝心要のステージなのですが、まぁ、さすがに74歳。いかなポールといえど、声は以前ほど出ているようには思えず、よる年波には勝てないなぁ、と思っていたのですが、曲数を重ねるごとに段々と声も出てきました! やはりさすがはポールです。ただ、ですよ。今回はやはり声は以前に比べて枯れてはいたと思いますが、実はその枯れさ加減が、特にバラードの時には逆に威力を発揮していたように思います。こう、グッと来るんですねぇ。
で、全体的にはジャムセッション的なコーナーがあったりと、ロック寄りのステージで、セトリ的にもビートルズナンバーが「通寄り」の選曲だったり、かなり攻めのステージだったように思います。そういや、「My Love」演んなかったな。ビートルズナンバー的には「You won't see me」を演ってくれたのが最高でした。この曲は地味ながらもすごく良い曲で、すごく好きな曲だったから嬉しかったですねぇ。あと「Fool on the Hill」「Eleanor Rigby」「I'm got a feeling」が印象に残りました。そして「Let It Be」では泣きそうになった。やはりこの曲は最高です。郷愁感を感じてしまいます。この曲聴いて泣きそうになったのは初めてかもしれません。これもやはり、さっき言ったようにポールの声が枯れたせいかな。あとはビートルズライブ時代(いわゆる前期ですね)の曲はやっぱり上がりますねぇ~。ライブ映えします。去年、「Eight Days a Week」を観た、というのも大きいと思います。あのビートルズ、ホントカッコ良かったからなぁ…。
あと、ちょっと思ったのは、今回のライブでもジョンに「Here Today」を、ジョージに「Something」を捧げました。あれ、リンゴは?と思いきや、今回のツアー初披露の「I Wanna Be Your man」はリンゴの持ち歌。メンバー全員に曲を捧げたように思います。
そんな感じで、見るポジションなど関係なく、やっぱりポールのライブは最高でした。
それが証拠に、ドームを後にする時、とても充実した気分だったのです。
ポール? ポールです。