今回はディズニーリゾートのお土産編の第二弾ということで、またしても「缶入りお菓子を買え」ということと、個人的な思い出話にふけろうと思います。
今年もいよいよ六月上旬となりました。例年ならイースターイベントが華々しく終演を迎える時期であります。
イースターイベントと言えば、個人的に心に残るのはディズニーシーで行われた「ファッショナブル・イースター」です。
ちなみにディズニーランドのイベントでは「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」です。
季節ごとのイベントはシーはショウ、ランドはパレードなので、どちらの方がより好きだったか、比較するのは難しいです。ただ、シーに関して言うならば、やはりこの「ファッショナブル・イースター」は心に残っていますねー。
というわけで、このショウを観た、という「物的証拠」が欲しいので、記念品を購入しました。
ファッショナブル・イースターとは何ぞや?
このショウはですねー、メディテレニアンハーバー(ディズニーシーのど真ん中にある溜池のことです)にて、年に一回、春に行われるファッションショーが舞台となり、ミッキーたちお馴染みのキャラクターがモデルとなって、それぞれのデザイナーが作った衣装を着て春を彩る、ざっくり言ってしまうとそんな内容です。
もちろん、ファッションモデルに扮し、この日のために作られた衣装を着たミッキーたちを堪能するのが主たる目的ではあるのですが、それ以上にデザイナーが濃い!
デザイナーは男二人女二人の計四人いるのですが、それぞれアメリカンウォーターフロント、ミステリアスアイランド、マーメイドラグーン、ロストリバーデルタのディズニーシーにある四つの海を代表するデザイナー、というふれこみです。
デザイナーというだけで、一筋縄ではいかない人、というのが想像できますが(←なかなかにして偏見ですね、俺)、それぞれの海の代表選手というだけあって、皆一様にむちゃくちゃにプライドが高い。高すぎる! そして皆全員キャラが濃い。濃すぎる! 場面によってはミッキーたちを食ってしまうくらいの濃厚さです。
そんなんだから、当然、彼らは初っ端からケンカ腰、臨戦態勢は既に整っています。ショウが始まるや否やお互いをディスりまくり、自己主張しまくり。もうファッションショーはめちゃくちゃです。しかし、そんな彼らをミッキーたちが仲裁。最後は何とか仲直り、というのがざっくりしたストーリーなのです。
しかも、そのストーリーを様々なデザイン的意匠を凝らし、デザイナー同士の人間的成長も描きながら、延べ三年をかけて描かれました。
そのストーリーについてはまた別途書いてみようかな、と思っております。ストーリーもさることながら、衣装についてのアイデアも秀逸でありました。
ちなみにこのデザイナーの四名、全員剥き身の人間です。役者さんなのです。「人間」が「キャラクター」となって、「向こう」の世界に飛び込む、というのが僕的にはミソなんですねー。
ミッキーたちキャラと、我々観客の間に、「人間のキャラクター」が入ることで、あっちの世界とこっちの世界を繋げてくれる、謂わば橋渡しの役をしてくれている、と思うのです。人間である点ではこっち側、キャラクターである点で向こう側。彼らデザイナーがいることで、僕はキャラクターをグッと身近に感じることができました。
そんなわけでこのイベント、春ならではの華やかさ、衣装デザインの質と「量」(ダンサー一人一人まで違うのです)、ストーリー、キャラの濃さなどなど、全てが秀逸のショウでした。
「ファッションショーのポスター」というコンセプト
そんな最高のショウを三年間観続け、観終わり、「ナブルロス」(Dヲタの中ではファッショナブル・イースターは「ナブル」と呼ばれていました)となったワタクシは、このショウを忘れまじ、と、その証となる「物的証拠」を物色する旅に出ました。
当然のことながら、
・インテリア
・収納用品
・美味である
の三要素を取り揃えた缶入りお菓子を探しました。
その中でワタクシが選んだのはこちらの商品となります。
どうですか? 可愛いでしょう?
このデザインのポイントは「ファッションショーの告知用ポスター」をあしらっているということ。ショウの物語の中の世界のグッズをデザインに取り入れているというのが、ファンとしては嬉しい限りです。この「仮想現実」感がいいんですよねぇ。
また、やはりファッションショーですからね、それぞれの衣装デザインがホントに良くて、それをインテリアとして部屋に飾って、じっくり堪能できるのが素晴らしいです。
ちなみにこのミッキーは僕の好きなオールドタイプではなく、白目の入った最近のミッキーなのですが、そんなこと問題にならないくらい、全体としてのデザインがいいですねぇ。ちょっとファッションモデルを気取ったミッキーがたまらなく可愛いカッコいい。そして、春らしい高明度の色でまとめられてるのもナイスです。
結構大きいので収納力もなかなか
大きさは、縦12cm、横の直径は10cmほどと、結構大きさもあり、収納力もあります。僕は現在、昔のCDシングル(懐かしい)や小物を幾つか入れております。
また、全体のフォルムは円筒形となっており、その丸はやはりイースターの卵を模しているのかもしれません。その、ちょっとした遊び心というか、ちゃんとイースターというイベントを反映している心配りもナイスですね。
ちなみに、トップの蓋部はチップ&デール。可愛いですね。
そして美味しい
中身のお菓子の方はですねー、チョコレートでした。
ミルク&ホワイト、ミルク&ストロベリー、ミルク&バナナという、色彩的にも実に春らしい一品となっていました。もちろん全部食べちゃいましたが、やはり美味しかったと思います(細かい味は忘れました)。
インテリアになって、収納もできる超実用派のお土産ではあるのですが、食べて美味しいというところがポイント高いですよね。
…いや、元々お菓子がメインなんですけどね。