すまんが、今回フォローなしです。このマンガ好きな人は申し訳ないのですが、以下の文章は読まないで下さい(>_<)
「おおきく振りかぶって」の作者ということで、非常に期待して買ったのだが、サイテー! 超サイテー! 何が最低って、主人公の女。もう、ホント、最低。最低のクソ女だ。
何やら自分は本気で写真家になりたくて、自分にはその才能があると思いこんでいるようだけど、それにしちゃあ写真に対して全然勉強していない。それだけなら全然可愛げあるけど、それ以前にもう、人として思いやりが全くないんですな。相手の気持ちをおもんぱかることが何もない。全ては自分の都合を最優先。つーか、もうね、カッコ悪い。
もう、なんかねー、もうホンットかっこ悪い女で、人を平気で傷つけるは、彼氏の仕送りが多いのいいことに彼氏をうまい具合に利用するは、そのくせ前の彼氏に未練タラタラだわ、自分の価値観念を強引に押し付けるは、コンクール応募するのに回りの人間巻き込んで、まだそれはいいとして、いざ落ちたらコンクール自体に文句つけるは、とにかくやることなすこと全てバカ。
ホント、あまりにも主人公に魅力なさすぎなんで、もう、続きが気にならない。やはり主人公の魅力って大事だと思うんですよね。いくら作劇的には良くっても、主人公に魅力がないと、やっぱり読んでて気持ちが乗っていかないですよ。始めは魅力のない主人公が成長して魅力的に…ていうのはよくあるとは思うのですが、それにしてもこのマンガの主人公は魅力がなさすぎる。悪いこと考えててもいいと思うんですよね。でも、この主人公の一番よくないのは、この人何をしたいのかわからないんですよ。プロの写真家になりたいって言ってるけど、それもどこまで本気かわからない。それじゃあ、ついて行けないですよ。
えー、裏の、コピーの文章に「成長すら痛々しい」とか「血のかよった恋愛劇」とか書いてありますが、成長なんかしてません、この主人公。血のかよったとか言ってますが、リアルに書けばいいってもんじゃありません。確かに、こういう女いるかもしれませんが(俺はまだ会ったことない)、それをそのまま「これが事実です」みたいな顔されて提出されても面白くもなんともありません。やはり、色々なスパイスを加えて事実を面白く脚色し、作者の言いたいことを描くのが劇作なのではないでしょうか。これ読んでも面白くもなんともねーもんなー。第一、作者が何を言いたいのかわからない。わかりたくもないけどね。
まぁ、ね。女の子にはこういう女って人気ありそーだから、その辺の層に人気があるのかも知れないけど、僕はいいです。勝手にやって下さい。僕としてはこの主人公がどうなろうとどっちでもいいです。
ようやく一冊読んで、多分これまだ続くんだけど、もういいです。次の巻は買いません。
「おお振り」みたいなものすごく面白いマンガを書く人も、こういう駄作があるのだなーと、そいういう、まぁ、発見にはなりました。
しかし、ここまでのハズレを買ったのは久しぶりだなー。