azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

リンゴ・スターはやっぱりスター!!

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リンゴのコンサートに行ってきたのですが、リンゴはやっぱりスターでした! 来日は三年ぶり? 結構短いスパンで来てくれましたね(^^) 最近はポールも頻繁に来日してくれてるし、ビートルマニアとしては本当に嬉しいです。

今回のコンサートも、名前の通りリンゴは本当にスターで、今回もオールスターバンドということで、割とガチでオールスターな面々のバンドなのですが、リンゴのターンになるとそれはもうリンゴの一挙手一投足に俺たち観客は盛り上がる盛り上がる。オールスターの中でもやはり一番のスターはリンゴでした!

リンゴはソングライターではないので曲は限られるからどうしても曲数は少なくなっちゃうけど、やっぱり名曲多いですね。ソロで言うと、「Ringo」からの2曲、「You're Sixteen」と「Photograph」はやはり名曲だなぁ、と思って聴いてました。それでまた声も全然衰えてないんですよね。それもファンとしては嬉しい限り。

一方、今回のオールスターバンドのメンバーの曲で特に印象深かったのはポールバンドにもいた元アベレージホワイトバンドのヘイミッシュ・スチュワートですね。この人のターンの曲がめちゃカッコよかった。まぁ言うてもあんまり詳しくはないんですけど(^^;;聞いたことのあるファンキッシュな曲多数! しかもこの人の弾くギターがめちゃカッコいい! 所謂踊れる曲で、聴いてる間中体が動いちゃいましたw

そんな感じで今回もリンゴ以外の曲でも盛り上がったのですが、リンゴを望遠鏡でよく見てたら、どうも他の人の曲のドラムは覚えていないっぽいw でもリンゴだからいいんです!(笑)

ただ思ったのは、オールスターバンドはみんな上手いし、ソロ回しの時は盛り上がりもするけど、やはりメロディとかポップさがないから、僕の中では求心力がなかった、というのが正直なところ。逆にリンゴのターンは楽曲が素晴らしいので求心力を感じました。技術を魅せる音楽には限界があるなぁ、と思ってしまいました。やはり楽曲こそが音楽の肝なのだ、という思いを改めて強くしました。

最後は「With a Little Help from My Friend」で大団円、と思いきや、なんと最後の曲は「Give Peace a Chance」! まさかのジョンの曲! しかしもちろん大合唱! このラストの曲は意外すぎましたが、リンゴも最近のキナ臭さを増す世界に危機感を持っているのではないだろうか、と思いました。感度の高い人やすごい人はみんな現在の世界に警鐘を鳴らしているように思います。思えば、ビートルズアメリカ南部でのコンサートで、黒人と白人の席が分けられているような会場ではコンサートをしたくない、と発言して人種隔離の座席を撤廃させたことがあります。リンゴはその精神を脈々と持ち続け、その表れなのではないか、と思います。

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