ゴジラ全集2ndは非常に人気の高い「ビオゴジ 」がラインナップされたシリーズなのですが、今回はその2ndの中の一つ「ゴジラの逆襲 」のゴジラ、通称「逆ゴジ」を紹介します。僕はこの「逆ゴジ」がかなり好きで、2ndの中でもビオゴジと同じくらい欲しくて、ビオゴジと一緒に中身が見える割高のやつを買ってきました。
「逆ゴジ」というと、「キンゴジ 」や「モスゴジ 」、或いは「ビオゴジ」とかに比べて、人気があるという話はあんまり聞いたことがないんですけど、僕の中ではかなりカッコいいゴジラの部類に入ります。先ず、そのスマートな体型。と言って、後の対決路線のような、いかにも人が入ったぬいぐるみです的なものではなく、初代ゴジラの型を踏襲しつつ、軽量化を図っているかのようなところがいいです。まぁ、「ゴジラの逆襲」では初めてゴジラが他の怪獣と一戦交える話なので、それもあって動きやすくしたというきらいがあり、その意味では対決路線と思想は一緒なのですが、動きを重視するか、怪獣としての造形を重視するかの割合がどちらかというと後者の方に重きを置いてる印象があるところが違うように思います。
あと、顔なんですけど、耳も付いてて、初ゴジを踏襲した感じで、いかにも怖くて強そうなのですが、意外にも印象は強くないですね。そこらへんがあまり人気があるという話を聞かない所以かもしれません。でも、僕は唯一と言っていい初ゴジを踏襲した逆ゴジの顔が好きなんですけどねー。
で、このフィギュアなんですけど、映画のラストで氷に生き埋めにされるシーンなのですが、飛行機を追うため上を向いて口を開けているポーズがすごくカッコいい。上を向いたゴジラってカッコいいですねー。空に向かって咆哮してる感じがいい。自分の目線よりも上にある獲物を狙う動きの感じがよく表現されていると思います。それから台座の氷山がデカい。しかもよくできてるし。ホントこれはジオラマって感じですね。色も映画を踏襲した感じで白黒なんですね。それがまたいいんですねー。このゴジラも細かいところまでよくできてて、特にですね、顔がカッコいいですね。すごく男前というか。怖くて、それでいて何と言うか、典型的なゴジラの顔のような感じっていうか。これ見ると印象全然薄くないなー。やっぱ逆ゴジ、カッコいいわ。
