以前紹介した坂本龍一 のピアノソロアルバム「/05」が教授監修で楽譜集になりました。
僕はリットーミュージックの通販 で買ったのですが、抽選だか先着だかでサイン入り楽譜集が当たるのですが、当たりました(^^)
最初わかんなくて、そういうデザインなのかなーとか思っていたのですが、やけに生々しいので、こすってみたりしたのですが、色落ちもせず、一応HPを見てみたら、サイン本ということらしかったです。
しかし今にして思うとこするって(^^;;
リットーミュージックも言ってくれればいいのに。当たりましたよーって。
「本物」の楽譜集
教授関連のピアノ楽譜集はかなり出ていますが、教授が監修したという、言わば「本物」ですね。
教授は芸大の作曲科出てて、楽譜を書くのが本職のようなところがありますから、他のアーティスト監修の楽譜集とはちょっと意味合いが違ってくるような気もします。
確かこれが4冊目で、ピアノアルバムを出すタイミングで出してると思います。今回のも「/05」と同じタイミングで出版されました。
去年、「/04」を出した時も同様に楽譜集が出版されたのですが、今回もデザインとかも同じ感じで、アルバム同様姉妹版といったところでしょう。
教授は感覚的
今回も曲の解説とか教授のインタビューが載ってるのですが、コードのこととか専門的すぎてよくわからない。
そういうアカデミックなことを言われるとそこまで専門的に勉強していない人にはちょっと敷居が高いのですが、わかんないなりにもザッと読んでみました。
そしたら、教授はもっと理論的に考えて曲を作っているのかな、と思っていたら意外にも感覚的に作っていることが多い印象を受けました。
インタビュアーの「ここはどういうコードですか?」という問いに「よくわからない」とか「コードネームとかどうでもいい」とか答えていることが少なくありません。
既にあるコード名に当てはまらないような、自分の求めている響き、音を探し出してるような感じだと思います。音楽の理論的には間違ってるけど、その方がいいからこっちにした、ということもあるみたいです。
そういうところは意外でしたけど、何か、妙に納得もしてしまいました。
音楽を聴きながら楽譜を眺める
まだこれ見てピアノの練習はあまりやってないけど、CD聴きながら楽譜を見るのも面白いですね。
でも、やっぱり楽譜と実際の音ではちょっと違うという印象はありますね。
楽譜見てからCD聴くと、音が立体になるというか、すごく前に出てくる感じがある。表情があるというか。
やっぱり楽譜って伝達手段というか、音そのものを現してるわけじゃないですからね。やっぱり実際に聴かないとその曲はわからないというか。当たり前ですけど。
だから、楽譜見て、練習して、もう一回CD聴いてみると、曲がよくわかるというか。ああ、こうやって弾くんだ、とか。
逆に、ごく稀に、CDではこうだけど、俺はこう弾きたいなってのもあるとも思います。CDみたいに弾けないとかね(^^;;
あと、楽譜見ると、聴いただけじゃわからなかったことも見えてくることもあるので、そこは面白いですね。