BEN FOLDSのアルバムを買ってきました。DVDも付いた限定盤。ソロになってからのは初めて買ったのですが、やはり、いい！ 最近の洋楽つまんねーって書いたばかりだけど、BEN FOLDSは別格でしょう！
最初、買ってきてザーッと聴いた時はいい曲だけど、あまり引っかかるところはないかなって思ったんです。でも、何回も聴いてると、実はすごい名曲が多いという事がわかりました。つーか、全曲名曲じゃねーか！ これだけクオリティの高い曲が多いアルバムってそうザラにないですよ。この打率の高さはThe Beatlesくらい、と言ったら言いすぎか？ しかし、それくらいマジでいい。もう、なんか、既にレジェンドというか、歴史に残る名盤なんじゃないでしょうか。
曲調的には綺麗な曲が多くて、透明感のある曲っていう感じですね。特にピアノのフレーズで印象的なものが多いと思います。まぁ、綺麗とは言いつつもそこはBEN、やっぱり荒っぽいです(^^;; そこがまたすごく魅力だし、そこにこそ「ロックピアノ」があるように思います。DVDでは「ピアノ弾いてると爪がはがれる」とか「テーピングしてる」とか言う場面があるのですが、よっぽど強く弾いてるんですね。爪がはがれてテーピングって、野茂か(^^;;
編成は基本的にはBEN FOLDS FIVEの時と同じピアノ、ベース、ドラムです。それに曲によってはストリングスが入ったり、ホーンが入ったりしています。今回はソロなんですけど、バンド、という感じがします。それはDVDにレコーディング風景が収められたりしてるのですが、それを見るとソロでありがちな色んなアーティストが流動的に曲によって加わる、というよりは固定的なメンバーでのレコーディングであったことがわかります。今回のアルバムのメンバーでのライヴ映像も収録されていました。
まぁ、そんなわけで、今回買ったこの限定盤、DVDでは貴重なレコーディング風景も見れるし、ライヴ映像まで入ってる、もちろんCDは最高の音源を届けてくれて、まさにこれは「買い」ですね。これはホントにいいアルバムです。買った人には何回も聴いて欲しいですね。聴けば聴くほど良さがわかる感じですね。
