azzurriのショッピングレビュー

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僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

HASライヴは騒ぐんじゃなくて音楽を聴きに来た!!


後ろの方だったけどチケット取れた!


HAS (言ってみればYMO )のライヴに行ってきましたーっ! sonar 以来何年振りかのライヴですね。チケット取れないかなーっと思ったんですけど、後ろの方だったけど何とか取れました(^^)


いやー、いきなり「以心電心」から始まりましたからねぇ。びっくりした&嬉しかったです(^^) 多分この楽曲を選んだのは今回のライヴがsmile together project の活動の一環として行われたからだと思います。で、この曲から始まったし、最近ビールのCM で共演したり、そのCM曲で「Rydeen」をセルフカバーしたり、「HASと書いてワイエムオーと読んで下さい」というような発言があったりして、今回はいつになくYMOな雰囲気満載だったのですが、演奏された楽曲は今までのHASのものと大して変わらなかった(^^;; sketch show の楽曲中心、教授 のソロ曲もたまにやるといった感じでしたね。YMOの曲は全部で4曲。「以心電心」「RYDEEN 79/07」「音楽」「CUE」でした。もうちょっとYMOの曲もやって欲しかったというのが正直な感想です。知らない曲も結構あったのですが、どれもいい曲だったのが良かったです。あれはsketch showの新曲なのかな? だとしたら公約通りの三枚目のアルバムを期待したいところですが、細野さん幸宏 のソロ曲だったのかも? この二人のソロ作品も全部揃えたいんですけどね(教授のはほぼ揃ってる)。


やっぱり同期ものばっかりだったんですけど(つーか、みんなそれを期待しているのだが)、基本的にはバンドなんで、同期なしの曲も見てみたかったなぁというのはあります。そんな中で細野さんはほとんどの曲で弦ベースを弾いていたのは嬉しかったなぁ。教授も結構弾いてましたね。幸宏は半分くらいしかドラムを叩かなかったなぁ。でも、ボーカル曲が多かったので、幸宏はボーカルに専念していたのかもしれませんね。全体的な音はよりハードにアレンジしているように思いました。今までやった曲でもリアレンジしているものもあって、特に「TURN TURN」と「WONDERFUL TO ME」はカッコ良かったです。


YMOの曲に関しては「音楽」で三人でボーカルを持ちまわりしたのを観れたのがすごく嬉しかったですね。そこの部分がすごく好きなので。教授のライヴでも何度も聴いたことあるのですが、やっぱりアレンジが違うんですよね。でも今回のはアレンジもYMO時代のものを色濃く踏襲している感じですごく良かったです。「Rydeen 79/07」はアコギ二本入ったり、ユーフォニウムが入ったりして、よりパワーアップした感じでした。トイピアノの音色もあるんだろうけど、アレンジとしてはノスタルジックな感じ。それがすごく良い。改めて聞くと、やはりこの曲の細野さんのベースはいいですね。ベースラインというよりは裏メロといった感じ。幸宏のスネアを中心として叩くドラムもいい。あと最後の曲が「CUE」だったんですけど、何と教授がドラムを叩いたんですね~。20年振りくらいって言ってたかな? やっぱりたどたどしい感じはありました(^^;;


ちなみにHAS以外のメンツは高野寛高田蓮権藤知彦 でした。この人たちが非常に活躍してましたね。高田蓮は多くの曲でソロを取ったりと大活躍だったと思います。それからYMOのライヴでMCがあったのは初めてらしいです。MC役は幸宏。教授と細野さんの「歴史的」からみもありました(^^;;


そういえば、幸宏がMCで「盛り上がってないけど、楽しい?」って言っていたけど、それはみんなちゃんと音楽を聴いているからです。騒ぐだけがライヴじゃありません。ちゃんと曲を聴くと一見オーディエンスの反応は悪く見えますね。やはりYMOファンは音楽をちゃんと聴きに行ってるんだなぁと、思いましたね。


まぁ、そんな感じで目新しさ、という点ではあんまりなかったんですけど、でもこのお三方のライヴを観れたのはやっぱり素晴らしいです。年一くらいでやってくれないかな。