「HOME 」というですね、これは山崎まさよし の2ndアルバムですね。映画「月とキャベツ 」主演以後、初めて出したアルバムだと思うんですけど、そういった意味では映画で彼を知った人にとっては花火のアルバム？！っていう感じでもあると思うんですけど(^^;;
まぁ、そんな感じで「one more time, one more chance 」という大名曲と「セロリ 」という、これまた僕が超好きな名曲が入ったアルバムなんですけど、う～ん、聴いてみた感じその二曲以外はこれといったのないかなぁ(^^;; あ、「ヤサ男の夢」は好きですけどね。あと「スクリーミン97」というインスト曲。これはカッコいい。でも、最初に言った二曲に比べると差はあるかなぁ。平均的によくできた楽曲が揃っているとは思うんですけど、名曲揃いってわけではないと思います。「ADDRESS 」を聴いた時は非常に完成度の高いアルバムだなって思ったんですけど。でもこれまだ二枚目なわけで、それを考えるとどんどん音楽的に成長してるのだなぁと思います。そこはやっぱすごいなぁと。
で、まぁ、やっぱ「one more time, one more chance」ですよね。それに尽きます。この曲は個人的には日本ポップス史上の金字塔と言ってもいいくらいの美しいメロディだと思っています。これはねー、ホントにいい曲ですよ！ って俺が言わないでもいいくらい浸透してるとは思うけど。ただ、このアルバムのアレンジについて言うなら、僕は映画でのピアノ一本弾き語りの方が好きです。何と言うか、メロの美しさがより際立つというか。これだけいい曲だと他に余計なものは何もいらないというか。ピアノの硬質な響きとメロの感じがすごく合ってると思うんですよね。そもそも、まさやんの書く綺麗なバラードは「八月のクリスマス」にしろ、ピアノが似合うと思う。
あとやっぱ「セロリ」もいいですね。曲の感じも、もちろん大好きなんだけど、歌詞もいいですよね。かわいい感じ。色々言って、結局何が言いたいかっていうと「好き」の一言。その言葉を歌詞の一番最後に持ってきてるところがいい。あと中間部のラップ（でいいんだと思う）もいいですよね。あれがあるのとないのとでは全然違う気がします。
あと、クレジットに「Special Thanks to 月とキャベツ」って書いてあったのが、何か嬉しかった(^^)
