azzurriのショッピングレビュー

azzurriのショッピングレビュー

僕が買ったもの、観に行った映画・ライヴなど、要は金を払ったものに対して言いたい放題感想を言わせてもらおうというブログです。オチとかはないです。※ネタバレありまくりなので、注意!

「もしもし原宿」は可愛い憂い?!


azzurriのショッピングレビュー-もしもし原宿


きゃりーぱみゅぱみゅ初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」が出ましたが、「もしもし原宿」を買ってきました(ぱみゅレボも買ったけど)。やはりデビューミニアルバムですからね。先ず最初に聴くのはこちらだろうと。


「もしもし原宿」という可愛らしいタイトルとのギャップが素晴らしいジャケ写に先ずはド肝を抜かれます。きゃりーちゃんの可愛らしいお顔ドアップなのですが、サメのような口のメイクを施しておられます。やはりこれはサメを意識してるんだろうなぁ。きゃりーちゃんはサメが好きらしいです。向かって右側へグワァーッと大きく反り上がってるアンバランスさがまたナイス。しかも唇は紫色で、最初見た時はかなりギョッとしました。かわいいだけじゃない、そこに毒気をまぶしてくるのがきゃりーちゃんの真骨頂。さすがです。


一曲目の「きゃりーのマーチ」は「It's a Small World」を彷彿とさせ、遊園地っぽいノリで始まり、そこから三曲目の「PON PON PON」まではポップで可愛らしい曲調で突っ走る感じなのですが、後半三曲はちょっと趣が違います。軽快でポップな中に、曲調的にも歌詞的にもちょっと憂いが入る感じ。さっきも言ったように「かわいいだけじゃない」がきゃりーぱみゅぱみゅなのですが、アルバム全体の流れにもそれが当て嵌まるようです。しかも、ジャケ写のように毒気を孕んでいる、言わば変化球ではなく、直球勝負の憂いを持ってくるあたり中田ヤスタカきゃりーぱみゅぱみゅというアーティストを世に送り出す自信のようなものを感じます。ありていに言えば後半三曲は普通にカッコいいです。何となく、同じヤスタカプロデュースということもあって、前半三曲は以前のPerfume、後半三曲は最近のPerfumeという印象を受けます。


全体的には良質なアイドルポップという感じですね。しかし、きゃりーぱみゅぱみゅはアイドルではないんですね。モデルでありタレントであると、きゃりーちゃん自身が言っているみたいです。そして将来はファッション芸人であると…(^^;; できればファッションアーティストになって欲しいですね。


余談だが、きゃりーちゃんはテレビで「原宿は落ち着く」というようなことを言っていました。高校時代は週に4、5日通ってたそうだから、まぁ、そうだろうなぁという感じなのですが、俺は全く無理だなぁ(^^;; 最も落ち着かない街と言えるかもしれない。